2026年03月02日
日々無為
3月は特別な行事も無く、ノ~ビリ!日々過している。嘗て仕えた師匠は、このノ~ビリがとても耐えられないという風な人だった。何とも不思議だった。終日無為くらい快適なことは無いではないか!矢鱈人の側に居たいらしく、副司寮に降りてきては、終日側を離れないのだ。こんな迷惑千万は無い。幼少期から大寺の小僧に出され、一人ぽつねんと日々過してきた反動のようで、意味なく側にくっついて離れないのだ。失礼ながら、こいつ馬鹿か!と思った。暇なら他にすることが山ほどあるだろう!しかし何もせずただジ~ット側に座って離れないのだ。気持ち悪いったらありゃ~しない。人は何処かで過去を背負って生きているっ!つう事なのだろうが、周りに迷惑掛けないようにして貰いたい。私は独りぽっちが大好きである。居室の机に座って、窓越しに、向いの鬱蒼と茂る山を、いつまでもジ~ット眺めている。こんな幸せなことは他に無い。トホッホッ!
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2026年03月01日
早3月、光陰矢の如し
ボ~ッとしているうちに無為に日々過ぎて行く・・・。老いをひしひし感ずる。誰でも通る道、ガックリ来ている場合じゃない!満83才。振り返ると、殆ど何も残らない。ただ月日が経って行く。老いさらばえて、やがて虚しく死んで行く。何だか無性に淋しくなる。母は93才まで生きたから、私ももう少し生きられるかも知れないと、微かな望み、トホッ!老いると自然に淋しい話にばかりになるので、この辺で止めておこう。
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2026年02月27日
どんよりと、曇り空
居室の机の前のガラス越しに鬱蒼と茂る山が見える。ソヨとも動かず、ジ~ット固まったよう。どんより曇り空、静まりかえった境内。いつまでも眺め続けて居いる。私はこう言う一時が好きだ。人くらい煩わしいものは無い。孤独大好き人間なのだ。うちの寺はこんな風で、ちゃんと廻って行く。有り難いことだ。未熟者も今年84歳になる。遠からず、あの世行きである。トホッ。
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2026年02月26日
いつも母のことを想い出す
もう遙か昔、母は死んだ。小さい頃から私はいつも、「・・まっ!お母さんそっくりね!」と言われ続けてきた。その私が18歳の時突然、俺坊さんになる!ドヒャ~ッ!84歳の今尚、僧堂で頑張っている。有り難いことだ。居室の前のガラス越しに、鬱蒼と茂る山が見える。ジ~ットいつまでも飽きずに眺めている。至福の時である。
posted by zuiryo at : 11:05 | コメント (0)
いつも母のことを想い出す
神奈川の田舎の次男坊が突如、「俺、坊さんになる…」。この子はあんまり勉し過ぎて、頭が可笑しくなったのだと思ったそうだ。あれから、66年経った。お陰様で途中挫折することも無く今尚お坊さんである。小さい頃から私は母に顔がそっくりと言われた。逢う人ごとに、まあ!お母さんにそっくり!と言われ続けてきた。母は必ず寝る前に、お仏壇に手を合わせて祈っていた。「どうして母ちゃんはお仏壇に手を合わせるの?」と聞くと、「それはね、お前の上にもう三人子供がいたの、でもね、1歳から2歳になる頃、次々に死んでね。だから今こうして幸せに居られるのは、先に死んだ子供が、あの世で一生懸命拝んで居てくれているからなんだよ!」「フ~ン」。後年、私は突如として、俺坊さんになる!ガ~ン!この子はあんまり勉強しすぎて頭が可笑しくなった!そう思ったそうだ。お陰様で地中挫折すること無く、84才の今尚、僧堂で若い雲水と一緒に日々修行できる、こんな幸せは無い!