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<title>禅僧の徒然日記</title>
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<title>エコ生活</title>
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<description><![CDATA[<p>あれよあれよと言う間に、ガソリンや日用品の急激な高騰、これにはビックリである。そこで私もこれから一層の質素倹約と、エコ生活を考えた。近所の医者や買い物へ行くのにも直ぐ車だったが、今日からは全て自転車にした。直射日光で少々暑いが、これも考えようで、健康的で運動にも成るし良いものだ。岐阜の夏の暑さは猛烈だが、今年は冷房を成るべく使わず、扇風機で頑張ってみようと思っている。毎日裏山を歩いているが、山中は誠に涼しく、街中は３０度でも、そよそよ心地よい風が吹き抜けて、余り汗も掻かない。天然のクーラーなのである。自然の持つ力を感じる。まだうちは後ろに山を背負っているので市中より大分ましだが、アスファルトの道路とコンクリートの建物の真っ只中では、堪らんだろう。兎も角こう諸物価値上がりでは、余程覚悟して、無駄を無くし、始末して行かなければならない。数年前、ブダペストからウイーンまで国境をバスで移動したことがあるが、ハンガリーの丘陵地帯に、数百機、風力発電が林立しているのに出会した。やるならこれくらい徹底しないと、石油の代替エネルギーには成らないだろうと思った。</p>]]></description>
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<title>フリーエージェント</title>
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<description><![CDATA[<p>目下プロ野球はセパ交流試合も終わって、目下シーズン前半の佳境に入り、一喜一憂の日々と思う。私は巨人大好き派、しかし今年のていたらく振りには愛想が尽きた。もうとっくに日本のプロ野球界を見放して、今や何たって、メジャーリーグだ。姉夫婦などは未だに時代遅れのタイガース狂、金本が良いの、藤川が素晴らしいのとほざいている。以前、熊本転勤中、近所に住んでいた子が、ピッチャーとして阪神に入団、一時はエース級で大活躍したことがあった。どうもこれが引き金となってタイガース狂になったらしい。尤もそれ以前はアンチジャイアンツ、巨人が負けさえすればそれだけで溜飲を下げる変人。まっ、兎も角、面白いのは大リーグですな。パワーが違う。私は松井秀喜の大フアン。さてご存じの通りプロ野球にはフリーエージェント制がある。かねてより僧堂にもこのフリーエージェント制を導入できないものか考えている。１０年以上修行したものは何処の僧堂へ入っても良い。昔の行脚で、制中３ケ月間留錫し、いろいろな師家について研鑽する。そうすれば本人の為にも成り、迎える僧堂・師家にも良い緊張感が生まれ、僧堂自体の活性化に繋がると思うのだが如何であろうか。</p>]]></description>
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<title>一日２万歩</title>
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<description><![CDATA[<p>健康の為に一日１万歩は歩きましょう、と言うのはよく聞く話だが、私の平均はその倍、およそ２万歩である。これだけ歩いても尚、人間ドッグの医師面談では、もう少し運動をして、油物を控えて下さい、と言われる。運動はやり過ぎで、このところ足腰ガタガタ、湿布薬を貼りまくっている。さらに私の食事は菜っ葉中心で、俺の先祖は鶏か！と思うほど。これでどうして油物を控えなさいと言うのだ！この間、郡上八幡という大変趣のある田舎町へ行ってきた。私の下で修行した者達が集まって懇親の会を催したのだ。一番風呂に入って手足を長々と伸ばし、ふと目の前を見たら、整形外科の骨格標本のような人が立っていた。人間ここまで痩せられるか！てなもんだ。体脂肪は屹度０だろうな〜、と思った。俺なんか、ろくなもの食って無くともこの有り様、ハイブリット人間だから、猛烈に効率良いんだろうな〜。昨日から、教区の安居会、夕食のうどんを支度している傍らで、ハチはじっと食い入るような目で見ていた。旨そうだな〜食べたいな〜、と言うハチの声が聞こえるようだった。粗食に耐えている儂を見習え！</p>]]></description>
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<title>般若会</title>
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<description><![CDATA[<p>２１日無事夏末大接心が終わり、把針灸治でちょっと一服し、昨日は朝、般若会の坐禅があった。今年は皆に坐禅の後の話のネタが切れたときには、本堂・庫裡の雑巾掛けをして貰うと予告しておいた。まだ今のところ何とか迷惑掛けずに済んでいる。ではその折りの話しを少々。二人の若い雲水が行脚の途中、大きな川に差し掛かった。法衣をまくり上げ渡ろうとふと傍らを見と、若い娘が渡るに渡れず困った顔をしている。すると中の一人が私が負ぶって渡しましょうと、ひょいっとその娘を背負うとじゃぶじゃぶ川を渡り無事対岸へたどり着いた。これから先、旅の一路平安を祈って別れ、又何事もなかったように行脚を続けた。しばらく歩いて行くと一人の雲水が、「さっきお前は良い思いをしたな〜、あんなうら若い娘を負ぶって・・・・。」と言った。すると娘を背負った雲水が、「な〜んだお前はまだ娘を背負っているのか。」これは人間の執着心を象徴的に表した話しである。どんなことでも心に滞っていてはいけないのだ。流れる川の如く、さらさらと流して跡には何も残らない心境というのが大切なのである。</p>]]></description>
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<dc:date>2008-06-24T13:57:45+09:00</dc:date>
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<title>しばらくお休み</title>
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<description><![CDATA[<p>明日からは大接心に入りますので、ブログは１週間お休みさせて頂きます。しかしこのところ急に暑くなって、今日も岐阜は３１度、真夏並みである。しかし意外と湿気が無く爽やかな風が吹き抜け、昼寝するには最高！今日は把針灸治、明日からの大接心に備え骨休め、洗濯、内仏掃除などでのんびり過ごす。ところで１週間前頃から右足かかとに妙な痛みが走る。かかとをひねると、ピリピリと電気が走るような痛みである。取り敢えず湿布を貼って様子見、整体治療院の先生は軟骨かな〜？と言っていた。何時も一緒に運動する７４歳のS氏は腰関狭窄だそうで、何れ手術しなければならないが、目下はプール歩きでリハビリ中、それを思えば私の何ぞはたいしたこと無い。取り敢えず坐禅に支障はないので良しとする。大接心は何回やっても気持ちの良いものだ。気分がスカットする。</p>]]></description>
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<dc:date>2008-06-14T21:19:11+09:00</dc:date>
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<title>坐禅会</title>
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<description><![CDATA[<p>４０年くらい前、私がまだ僧堂で修行していた頃、やたら企業の坐禅会が流行った。特に４月は集中して、連日その世話で明け暮れるという状態で、いささか不満であった。雲水は自分の修行の為に僧堂に来ているので、のべつ幕なし坐禅会の世話では堪ったものではない。ところがその後様変わりして、私が瑞龍寺に来た頃には全く無くなり、清々していた。しかし近年復活の兆しがあり、地元校区の小学生の坐禅会・看護士養成学校の生徒達・地元企業の新入社員など、ぽつぽつ頼まれるようになった。まだほんの僅かなので、これくらいは社会奉仕の一環で、喜んでさせて貰っている。以前は、猛烈社員の根性たたき込み的坐禅だったが、今のは、ぐっと地道な考えで、静かな雰囲気の中で自分を見つめ直す坐禅である。大変結構なことだ。特に地元校区の子供会から定期的に頼まれる坐禅会は、積極的に引き受けている。次代を担う子供たちに少しでもお役に立つことが出来るのは嬉しいことである。</p>]]></description>
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<dc:date>2008-06-12T20:35:39+09:00</dc:date>
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<title>野心</title>
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<description><![CDATA[<p>物事を大成するには、先ず野心がなければいけない。それも真理の追究とか高尚なものへの欲望である必要はない。大金持ちになりたいとか、日本一の肩書きを手に入れたいとかと言う、下世話なものでも良い。この男は将来屹度大成するに違いないと思っていた者が、何十年後かに、何の変哲もない人間に成り下がってしまった例を何人も見ている。今にして思えば、矢張り野心が欠けていたのではないかと思われる。野心と言うと少し邪悪なにおいがするかも知れないが、そんなことはない。「想い出すようじゃ惚れよがにすい、想い出さずに忘れずに」、寝ても覚めても片時も離さず、ねばり強く食らいついて行く執着心こそ、野心の源泉である。ちょっと考えて思いつくようなものはどうせ皆同じように考えている。寄ってたかって考えても尚突破できないものだけが残る。そこを乗り越えて行くにはねちっこさが何より肝心である。しかも何年かかろうと決して落ち込まない、楽天的でなければならない。こう云う相矛盾した多面性を兼ね備えた者だけが大志を遂げるのである。</p>]]></description>
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<title>美しい自然</title>
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<description><![CDATA[<p>以前、初秋のロンドンに滞在中、イギリス人の友人に、「紅葉狩り」に出掛けようじゃないか、と提案したところ、「紅葉を眺めてどうするんですか、そんなことの為にわざわざ出掛けるイギリス人は一人もおりません。」と言下に断られてしまった。外国の場合は日本のように植生が豊かでなく、黄色なら黄色一色の風景が延々と続く。それに比べて日本の山は、赤・橙・緑・黄色、あらゆる色が錦を成して、日光の当たり具合によって１本の木でも、様々な繊細な色合いを見せる。軒を連ねる屋根瓦の美しさ、雨上がりに婦人が日傘を差して歩くところなど、まるで絵のようだ。美しい自然に恵まれた日本だから、万葉集や源氏物語、奥の細道などの文学を生み出した。ところが経済成長最優先で、至るところ自然破壊、美しい田園を潰してきた。「天才は美しい環境が生む」という言葉があるそうだが、そうなると科学技術立国日本も衰える。美的感受性のない者に独創的アイディアは生まれない。</p>]]></description>
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<title>ドック狂</title>
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<description><![CDATA[<p>昨日今日と、恒例の人間ドック入り、大抵の人は年１回だが、私は半年ごとにやる。だから人は私のことをドック狂と呼ぶ。知人で絶対にドックなどやらないという人がいる。幾ら検診を受けても、人間死ぬときは死ぬ、と言う主義である。これにも一理ある。昨日から殆ど飯も食わず、今日の直腸内視鏡のために絶食である。こうなると、検査の為に命を縮めると言うこともあるのではないかとさえ思う。結果何でもありませんでしたと言われたときには伸びていた。強烈な下剤を再三再四使った為、帰ってきてもまだ水状の便がちょくちょく、度にトイレへ駆け込むという有り様。お陰で１，５キロ減量できたのがせめてもの慰め。こんな検査よ〜やるわ！と、反ドッグ派の人達に言われそう。兎も角今年も第１回目が無事終了してほっと一息ついた。しかし６月というのにこの涼しさは何たることか。一端片づけた冬物を引っ張り出して着込んだ。愛犬ハチは月１辺のクリーニングへ、ピッカピカになって帰ってきた。お腹をさすってやったらぐ〜ぐ〜いびきをかいてうとうとしていた。矢っ張り相当緊張してたんだな〜。</p>]]></description>
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<title>模写</title>
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<description><![CDATA[<p>昨日、円照禅師毎歳忌が無事円成し、今日は把針灸治で皆、骨休みの日である。この時期はやたら木の葉が茂る時期で、綺麗に刈り揃えても直ぐ伸びて、生け垣などはやってもやっても切りがない。それでも丹念に何度もはさみを入れた。人を迎えるのには、境地を整えると言うのが肝心で、これが結構大変な労力である。折しも雨の多い時期と重なり、合間をぬってやった。兎も角ほっと一息ついたところである。さて、近頃布袋渡河図の模写をしている。うちの僧堂の５代目の方の絵で、なかなか面白いので、真似をしているのである。形はは何とか似て来たが、線質がまるで違う。筆１本でさっと引いた線はなかなか真似られないものだ。袖をまくり上げ、頭の上に大きな布袋を載せ、川を渡っている姿なのだが、特に衣の皺の微妙な線は、難しい。形にとらわれると、衣が翻っている感じがまるで出ない。指は小さな点で表現されているが、私が描くと、猫の足の裏の肉球みたいになって、思わず笑ってしまった。目鼻立ちなども点で表現されているが、私のは顔中ほくろだらけになった。や〜、人の真似の難しさよ！</p>]]></description>
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<dc:date>2008-05-30T13:37:34+09:00</dc:date>
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<title>よだれかけ</title>
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<description><![CDATA[<p>数年前還暦を迎えたとき、姪っ子がよだれかけをプレゼントしてくれた。エンジ色の地に「寿」の字が埋め尽くされた誠に目出度い物である。爾来大変重宝しており、いつも食事の時は首からかけて使っている。私の口腔内サイズは、歯医者さんに言わせると、非常に小さく子供並みだそうだ。従ってやたら食べ物が口からはみ出てこぼれる。すると一番目立つ胸元辺が汚れると言うことになる。こう云うだらしない叔父の姿を見て、タイムリーなプレゼントとなった次第。外で食事の時はさすがにこれを持っていって使うのも憚れるので、ハンカチをピンで留める。いささかみっともない格好だが、一重に口の小ささが原因なのだからと納得して、そうしている。最近知人と食事をした折、効用を説き、早速私のピンを差し上げて、胸をハンカチで覆って貰った。近頃は部屋でもやたら蹴躓いたり、物を落としたり、コップをひっくり返したりと、末端神経に行き届いてないことがあるので、ふと、「老化」が頭をかすめる。</p>]]></description>
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<dc:date>2008-05-29T21:14:29+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.zuiryo.com/mt/archives/2008/05/post_343.html">
<title>尼僧堂禅学林</title>
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<description><![CDATA[<p>７年前、尼僧堂が開単されてから、一般の女性を対象に３泊４日の坐禅研修が続けられている。３月と８月を除く１０ケ月催され、５月は１０日〜１３日まで、今回は４人参加者があった。私は講座が担当で、１２日・１３日午前９時から提唱に出掛けた。初期には寺庭で３０数回も連続参加された人もあったり、また尼僧として本格的に修行する為の準備として参加したり、或いは純粋に禅を勉強したいという人もあり、思いは様々だが、皆一生懸命で、向学心には頭が下がる。お世話をする和尚さん方も何人か居られ、忙しい合間をぬって指導にお越し頂いている。地道な活動ではあるが、こつこつ積み上げ既に延べ人数で３００人以上にも成るそうだ。午後からいつもの整体治療院へ出掛けた。近頃数日間連続して運動をやると、関節や腰のあっちこっちが痛み出す。矢張りこれは老化によるものかとお尋ねすると、そうではなく運動後の整理体操を怠っていた為だという。準備運動も大切だがそれ以上に、後のケアーがより大切で、しっかり筋を延ばし関節を柔らかくしておかないといけないと注意を受けた。皆さんも是非ご参考まで。</p>]]></description>
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<dc:date>2008-05-13T20:01:16+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.zuiryo.com/mt/archives/2008/05/post_342.html">
<title>達磨</title>
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<description><![CDATA[<p>久しぶりにN氏がやってきた。富山からの帰りで、明日まで岐阜に滞在すると言う。彼はここ１０年来ずっと達磨の絵を描き続け、近作を見せてくれた。以前のに比べると長足の進歩で、なかなかの出来、舌を巻いた。しかし顔は完璧なのだが衣の部分に少々問題ありだったので、失礼ながらこんな風にされたら如何でしょうかと助言した。夜、知り合いの店で会食となり、日頃考えていることなど、いろいろお尋ねした。その内の一つは、般若会座禅が始まって既に２２年目、その間同じ人達に向かっての話が合計三百数十話以上、さすがにこのところネタ切れとなった。どうしたらいいかと尋ねた。すると彼は、「以前話した同じ話しを又やったらいいですよ。」と言う。だいたい肝心なことは聞いてないものだと言うのだ。「古典落語と一緒で、同じ話しでも、生命が籠もっていれば、毎回新しい。マンネリには命がないが、終始一貫は惰性とは違うのだから自信を持って、同じ話しをして下さい。」と言った。彼も何万人という大きな会を束ねて、日々講演をしているので、この話しには大いに説得力があった。</p>]]></description>
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<dc:date>2008-05-11T21:09:19+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.zuiryo.com/mt/archives/2008/05/post_341.html">
<title>スケッチ</title>
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<description><![CDATA[<p>早朝より趣味のスケッチで、ひるがの高原へ行ってきた。この辺りは長良川の源流地で、分水嶺があり、日本海側と、太平洋側へと二またに分かれる。湿地には水芭蕉が咲き、日差しは強いもののまだ風は冷たい。見晴るかす山並みに白山が真っ白な雪をたたえ、前景の山々は漸く芽吹いたばかりで、若葉の新鮮な黄緑が目に鮮やかである。３時間で１枚描き上げ、丁度昼時になったので、次のスケッチ点を決めてから、その場でまずは昼食の弁当。ここは周囲を小高い山に囲まれている為、殆ど風も吹かず最初の地点より快適。と思ったのもつかの間、今度は午後の強い日差しがまともに当たり、暑いのなんのって、顔が真っ赤に日焼けした。又３時間かかって１枚描き、へとへとに疲れて午後５時半帰山した。早速部屋に立てかけしばらく眺めてみたが、骨を折った割りには絵の出来はイマイチ。何枚描いても一行に腕は上がらぬ。</p>]]></description>
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<item rdf:about="http://www.zuiryo.com/mt/archives/2008/05/post_340.html">
<title>里親</title>
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<description><![CDATA[<p>NHK朝の連続ドラマで里親のことが取りあげられているが、今日挨拶にやって来た僧堂の後輩のD和尚も現在二人の子供の里親になっている。私は１３年前、阪神大震災で孤児になった犬の里親になって、今尚元気で毎日散歩に連れていっているが、犬でもいざ飼うとなると、あっちに吹き出物・ウンチに回虫が混ざっていた、やれフエラリヤだ６種混合ワクチンだなどと、散歩以外にも結構手間が掛かるものだ。ましてや人間となると、そんなことでは済まない。養護施設に預けた親との親権の問題も絡んでくるそうで、更に問題は複雑だそうだ。当然可愛がって育てて行けば情も移ってくる訳で、ある時親が現れて、「どうもお世話になりました子供は引き取ります。」と、こう云われれば黙って渡さなければならない。それを覚悟で今だけを見つめ、子供が素直に育って立派な社会人として成長してくれれば、それで満足だという心構えは、余程大きなこころを持っていなければ出来ることではない。彼は、「子供から沢山良い思いをさせて貰って感謝しています。」と、さりげなく言った。何と深い心なのかと思い、自分を省みて恥じ入るばかりであった。</p>]]></description>
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