メイン | 2005年12月 »

2005年11月30日

般若会恒例打ち上げ

昨夜は今年度、般若会(座禅会)の打ち上げ会が水琴亭で行われた。発足以来19年が過ぎてお互い段々年をとってきたが、その間若い会員も徐々に増え会員数60余名、岐阜経済界を担う人材が多く集まり早朝より坐禅を組み頑張ってくれるのは、さすが「佛国岐阜」を感ずる。毎回の法話が私にとっては悩みの種なのだが、これがあるから却って良い刺激になって、緊張感を失わずに日々修行に頑張れるのだと思っている。人生は重い荷を負うて坂道を登るが如し焦るべからずである。

投稿者 zuiryo : 12:22 | コメント (0)

2005年11月27日

能「猩々」

午前中は尼僧堂へ講座に出掛け、午後から名古屋能楽堂へ友人の能を拝見に出掛けた。会場では何人か知人もお見受けした。皆半分は義理とはいえ矢張りその心意気に感じてわざわざ出掛けてこられたのだろう。還暦を記念して出演されたと聞いている。何事にも怯まず挑戦され、常に好奇心を失わずご自身のレベルアップを計っておられる姿勢に頭が下がる。私などは直ぐ楽をする方にばかり目が行ってしまうので、余計今日は心に感ずるところがあった。

投稿者 zuiryo : 20:54 | コメント (0)

2005年11月23日

おばあちゃんの館

岐阜市内から車で1時間ほどの山奥へスケッチに出掛けた。既に紅葉は盛りを過ぎて自然林の黄葉が見事だった。絵の腕はイマイチだが、板取川畔に腰掛け清流のせせらぎと澄んだ空気を吸って大いに英気を養った。そこから6キロも山奥に分け入ったところに「おばあちゃんの館」という屋号の食堂があった。囲炉裏に炭火でご飯と里芋をこねたダンゴを焼いて生姜醤油を刷毛で塗り食べたり、100パーセント蕎麦粉の田舎蕎麦に取れたてのワサビをおろして食べたりで思わぬご馳走に出会した。文字通りおばあちゃん手作りの料理に素朴なご接待を受け実に気持ちの良い一日であった。

投稿者 zuiryo : 20:51 | コメント (0)

2005年11月22日

見返り阿弥陀

姉夫婦がやって来た。結婚45周年記念旅行で京都へ行く途中寄っていった。京都の紅葉を愛でながら永観堂へ見返り阿弥陀を観(参拝)に行くという。NHK新日曜美術館のはなさんも仏像を拝顔するのが趣味だそうだが、姉も数十年来筋金入りの仏像フアンである。この佛さんはこの角度から観るのが一番とか講釈が喧しい。仏師が魂を籠めて彫った佛像には心にダイレクトに響く何物かがある。それにしても45周年記念旅行が佛詣りとはいかにも姉らしい。

投稿者 zuiryo : 14:08 | コメント (0)

2005年11月21日

紅葉

今年は何処も紅葉がイマイチという話しだが、うちもご同様で、まあきたない色である。いつもなら丁度今頃は目に鮮やかな深紅色に輝き、一人っ切りで楽しんでいるのが勿体ないな〜と思う時期である。地球温暖化が頻りに言われるが、確かにそうなのかも知れない。ただ紅葉に関して言えば今年は11月上旬暖かい日が続いたのが原因である。人間も木もぎゅっと締まる時には締まらないと鮮やかな輝きはないのだ。

投稿者 zuiryo : 12:06 | コメント (0)

2005年11月19日

良き友

今日、日中は知人のご子息の結婚式、夜は旧友と久しぶりの会食となった。彼は在家ながら10年以上禅の修行をし現在は或る団体を主宰し多くの人を指導する立場にある。そもそも私が10数年前よりに木曽の御嶽山へ滝行へ行くようになったのも、また九州へ毎年断食に出掛けるようになったのも皆彼の影響である。私はかねてより臨床心理学を一から勉強してみたいと考えていたのでそのことを話すと、全く別の視点からいい話を聞かせて貰った。持つべきは良き友である。

投稿者 zuiryo : 21:02 | コメント (0)

2005年11月18日

落語

今日は林家染丸の落語を聞きに行った。岐阜は落語の祖、安楽庵策伝出身の地である。近年は特に落語でまちづくりと言うことで、いろいろな会が催されている。この会もその一環で、冒頭安楽庵策伝研究家、佛大名誉教授関山和夫先生の話も良かったし、染丸の七度狐もさすがという感じで良かった。毎年1月8日は策伝の命日で策伝出家得度の寺、三輪の浄音寺でも供養のために一流の落語家が来て一席演ぜられる。いつも楽しみに聞きに行く。文字通りの「話芸」で、その質の高さは落語フアンとして嬉しい限りである。

投稿者 zuiryo : 20:53 | コメント (1)

2005年11月16日

北斎展

知人から東京国立博物館で開催中の北斎展は素晴らしいと聞いたので、日展と合わせて出掛けてきた。大変な人出だと言うので岐阜を午前6時前に出立、上野には9時過ぎに到着、開門前から並んだ。今にも降り出しそうな生憎の天気、北風に空冷式頭を晒しながら、芸術鑑賞も楽じゃないな〜と思いながら漸く入館。しかし何百点と展示されている一つ一つの作品の見事さには唖然とした。北斎と言えば直ぐ木版画波うらの富士と言うイメージだったが、どの作品もその緻密さには呆れるほどであった。また肉筆画も更に素晴らしくあっという間に2時間が過ぎてしまった。日展も土屋先生・熊崎先生。長谷川喜久さんなどのを拝見して帰った。足は棒になったが心は満たされた一日であった。

投稿者 zuiryo : 22:02 | コメント (0)

2005年11月14日

休息日

今朝は般若会坐禅が午前六時からあった。今年もあと一回を残すのみである。出席者は計28人、やや少なめという感じだが、小寒い風が吹き抜けて絶好の坐禅日和であった。明日から雲水は恒例の大遠鉢、美濃地域へ一週間会下(えか・嘗てうちの道場で修行したOB)の寺や信者さんのお宅に泊めて頂きながら托鉢をする。今日はその前日と言うことで草鞋を作ったり諸準備を兼ね骨休めの日である。終日どんより曇って鬱陶しい日であった。秋は落ち葉が木枯らしに舞いただでさえ寂しい上にこの天気で一層滅入る。

投稿者 zuiryo : 20:19 | コメント (0)

2005年11月13日

焼き芋

例年の如く友人自作の美味しい薩摩芋を頂いた。早速ガスオーブンで250度27分、こんがり焼き芋の出来上がりである。この世にこんな旨いものがあるかと思うほどだ。甘さと言いほこほこ感と言い絶品である。次第に色づいてきた庭のどうだんを眺めながら、あちっちっと手の中で転がし皮をむき口いっぱいにほおばると、あ〜今年も段々残り少なくなってきたな〜と実感する。花より団子、紅葉より焼き芋である。

投稿者 zuiryo : 10:28 | コメント (0)

2005年11月11日

文部科学大臣賞

今年の日展で土屋先生が文部科学大臣賞を受賞された。本当に嬉しい限りである。母上やご親族の方々は勿論のこと故加藤東一先生もさぞお慶びのことと思う。先生にはうちの本堂新築の記念に27面も障壁画を御寄進頂いた。迫力有る龍は益々精彩を放って睨みを効かしている。この受賞を弾みに一層の精進を期待している。こうしてご縁のある方が大きな節目を乗り越えられる姿は私にとっても良い刺激になって、もっと頑張らなくてはと思う。

投稿者 zuiryo : 21:50 | コメント (0)

2005年11月10日

書倫会

書道を始めて20年が過ぎた。師家になって間もなくの頃、知人から墨跡を依頼され、必死に成って何枚も書いた。しかしとても人様に差し上げられるような代物ではない。爾来恥ずかしさを肝に銘じて稽古に励んだが矢張り立派な師匠について本格的にやらなければ駄目だと悟った。ひょんな事から毛利先生をご紹介頂き、近頃少しはましな字が書けるようになった。今日は先生の弟子達の作品発表会である。私も隅っこに出させて頂いた。高弟の方々の素晴らしい作品を拝見しながら、自分の未熟さを改めて感じた一日であった。

投稿者 zuiryo : 17:09 | コメント (0)

2005年11月08日

把針灸治(はしんきゅうじ)

一週間の大接心も無事円成して今日は骨休めの一日。来年の干支の色紙を書き始めたり、散歩したり、整体治療へ出掛けたりとゆったりした気分で過ごす。お天気も良かったので溜まっていた洗濯、と言っても近頃のことだから洗濯機にポイット放り込んで後は干すだけだが、これも出来てさっぱりした。修行中は山の冷たいわき水の洗濯場まで金盥と洗濯板を持って行き棒石鹸でゴシゴシやったものだ。その頃が妙に懐かしい。

投稿者 zuiryo : 20:52 | コメント (1)

2005年11月07日

接了

1日から始まった入制大接心も今日が接了、ほっと一息ついているところである。近年は年のせいか中日を過ぎた頃から参禅の度に激しい頭痛に襲われるようになった。こんな事は未だかつて無かったことで、鎮痛剤を飲みながら頑張っている。平生は頭痛など殆ど縁のない私が、どうしてこうなるのか不思議に感じている。大接心が終わると忽ち治る。思うに、雲水と一緒に参禅の度に苦しむからではないだろうか。衆生病むゆえに我病むである。

投稿者 zuiryo : 21:42 | コメント (0)

2005年11月06日

雨降りの七五三

日中傘をさして伊奈波神社までお詣り兼運動で行った。日曜日晴天ならさぞ七五三詣りで賑わう事だろうが、境内閑散としていた。露天のおばちゃんも居眠りしながら店番という有様。東宮司のしょぼくれた顔が目に浮かぶよう、お気の毒さまでした!それでもこの雨にもめげず晴れ着の裾をまくり上げてお母さんが行く。さすが母は強し。

投稿者 zuiryo : 16:04 | コメント (0)

2005年11月05日

ハチの散歩

最近は夜7時半頃からハチの散歩である。暗闇の路地を引きずり回され約1時間半、あっちの草むらの臭いをかぎこっちの空き地に入り込み、と言う具合で私の方は一汗掻く。今の季節はハチにとって散歩ベストシーズンなのであろう。凡そおきまりのコースは有るが、毎日同じ所では面白くないのか新天地開拓で思いもよらぬ所へ行く。お陰で岐阜市中心街の路地は殆ど踏破した。雨が降ろうが槍が来ようが出掛けるというのも結構しんどいものだが、それでいて不思議にこちらは癒される。

投稿者 zuiryo : 04:34 | コメント (2)

2005年11月03日

雨降り

健康には歩くのが一番と言うことで暇を見つけてはせっせと歩いている。近頃はそれだけでは物足りなく岩戸公園から岐阜城まで山登往復1時間半も始めた。登山道もでこぼこ道がつづき、これが又ミニ登山の雰囲気でなかなか良い。予定では日中僅かな時間を捻出して出掛けるつもりがこの雨、やむなく断念と言う次第。

投稿者 zuiryo : 20:33 | コメント (0)

2005年11月02日

提唱

冬期の修行に入って2日目、午前は毎日提唱がある。目下碧巌録、雲水を前にすると不思議に次々話が出てくる。語録の一語一句からその言葉の背景が実体験と重なって来るからだろう。遥か昔の事柄など平生は思い出しもしなかったことが、その一語から湧き出てくる。
しかしこれがどれだけ目の前の雲水に伝わるかと言うことになると、覚束ない。
思えば嘗ての自分もそうだったので、その時は判らなくとも言い続けることが肝心。何れ私などにあの世におさらばした頃、そんなこと言ってたな〜、と一人でも覚えていてくれたらそれで良しである。

投稿者 zuiryo : 21:08 | コメント (0)

2005年11月01日

気分は秋晴れ

永らく念願のホームページを漸く立ち上げることが出来ました。僧堂の師家になって23年が過ぎ、日頃思うことなどぼつぼつ書いてみたいと思っています。まっ、老人の繰り言に成るかも知れませんが、忌憚のないご批判などもお聞かせ頂ければ有り難いと存じます。
時代の大きな変化を危惧しています。今こそ禅僧が社会に向かって、ものを言うべき時と思っています。
ただ黙々と坐ってるばかりが能じゃない。
今日から僧堂は入制大接心、7日まで頑張ります。

投稿者 zuiryo : 16:37 | コメント (1)