2025年06月01日
はや6月
何と、今年も残すところ半分になった。時は矢のように過ぎてゆく。「無為」。しかし私はこの無為が大好きなのだ。「何もしないことに全力を挙げている」のである。ジ~ット、フル回転している。矛楯しているように思えるが、決してそうではない。窓越しに向いの山の鬱蒼とした木立が微かに揺れている。飽きずに眺めている。不思議に心癒やされる。側らで猫のタアちゃんが丸くなってスヤスヤ寝入っている。私はこう言う一時が好きだ。
午前2時、目パッチリ
自然に目がパッチリと、午前2時。トホッ!仕方がないので起きて今こうしてブログを書いている。これも老化の一種だと思う83歳。僧堂にやって来たのが丁度40歳だったから、あれからもう43年経った。静まりかえっている、無音の闇を窓越しにじっと眺めている。孤独大好き人間の私は、こう言う時が一番好きだ。あと何年生きられるか解らないが、ヨロヨロしながら、命ある限り僧堂修行を続けたいと思っている。本当に有り難いご縁を頂いて、こうして修行を続けさせて頂けるのが一番幸せだ。これに勝るものは他に無い。