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2024年05月09日

向いの山の木立が・・・

山の立木がユラユラ静かに揺れている。ジ~ッと眺めていると、不思議に心癒やされる。人に依ると、矢鱈客を招いて、お喋りをするのが大好きという方も居られるが、私にはああ言う神経は全く理解できない。そもそも人嫌いなのだ。ボ~ッとしているときが至福の時間なのである。だから、こう言う禅寺は私には実に心地よいのである。有り難いことだと何時も感謝している。世知辛い世の中、私のようなボ~ッとしている者では、とても生きちゃ居れない。お寺成ればこそ何とか、生きさせて貰えているのである。有り難いことである。

投稿者 zuiryo : 10:55 | コメント (0)

頭パ~ッ、眼はチカチカ・・・

と言うようなわけで、最近特に老化現象著しく、この調子でゆくと、遠からず認知症まっしぐらなのだ。トホッホッ!なんて暢気なこと言ってる場合じゃ無いつうの。今はまだ自分でこう言ってるのだから、いくらか自覚があるわけだが、遠からず「完パ~ッ!」間違いなし。これは幾ら頑張っても坂道を転げ落ちるように「パ~街道」まっしぐら。残念至極だが、避けて通ることは出来ない。普通はこう言う自分の恥を公にさらすという者は居ないのだが、私はバカだから皆言っちゃう。言おうが言うまいが、そうなっちゃうのだから仕方ないのだ。故に、そうなったとき周りに迷惑掛けなように、予め手を打って置くことが必要である。その為にはどうするか、目下思案中なのである。と、ここまで自分で書いてきておきながら、目の前真っ暗、トホッホッ。まっ誰でも通る道、人間最後まで一生懸命頑張らなくっちゃ。ものは考えようで、この自覚があるうちは、まだましかな~っ。

投稿者 zuiryo : 09:34 | コメント (0)

2024年05月08日

終日、ゆったり・・

連日ゆったりで、今日に限ったことでは無いのだが、他にすることも無いので、ブログを書くのを義務のように感じている。ボ~ッと一日過ごした。「無為」という文字が目の前を飛び交っている。負け惜しみに聞こえるかも知れないが、近頃私は、「何もしないこと」に価値を感じている。それって、ただのバカじゃないの!と言われそうだが、私の中では、いや、そうではない!「価値」なのである。まっ、そんな事はどうでも良いが、部屋の傍らで、愛猫タマちゃんが、スヤスヤ寝息をたてている、ジ~ッと眺めていると、不思議に心癒やされる。窓越しに、向いの山の木々が風にユラユラ揺れて、夕日に照らさ、キラキラ輝いている。部屋でこして過ごしている時が、私は一番幸せなのである。

投稿者 zuiryo : 16:34 | コメント (0)

2024年05月03日

ゴ~ルデンウイ~ク 

世間では今日からゴ~ルデンウイ~クでさぞかし行楽地は賑わっていることだろう。僧堂では勿論そんなのは全く関係ないことで、今日も朝から境内の掃除で、皆忙しく頑張っている。うちでは半夏大接心は十五日からなので、落ち葉や草引きで大忙しである。5月の強い日差しで、外作務もらくじゃない。一方私はそう言う忙しさを尻目に部屋に籠もって勉強?と言うと一寸格好良いが、引き籠もりっつわけ。こうして暢気にブログを書いているのである。トホッ!ところで、話は変るが、広い境内の立木の剪定業者に困っている。一般の民家と違ってお寺の境内は広いうえ、立木も背の高いのが多いので、危険も伴い、職人さんも近頃、若手はなり手が無くて皆高齢化、落っこちたりしたら、大ごとである。親方もいろいろ大変なのである。まっ、僧堂によれば、こう言う剪定も雲水にやらせるところもあるようだが、うちでは昔から出入りの業者が決まっていて、専らその人達の仕事なのである。時代も変化して、植木職人さんも老齢化と人手不足らしい。さりとて雲水に高い木の上によじ登って剪定というわけにもゆかぬ。

投稿者 zuiryo : 11:01 | コメント (0)