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2023年06月25日

思考力ゼロ

高齢化によるものと思っている。急激な思考力低下である。いやいや、そんなもんじゃ~ない。これは相当深刻な状態である。「認知症」が目前に迫っている。ボツボツ後のことをいろいろ考えて、他人に迷惑がかからないようにしよう。その為にはどれだけのことをしておけば良いのか、目下思案中である。これは誰でも避けられないことで、だからあんまりガックリこないようにと思っている。人間80才にも成れば大抵こんなもんだ。ふっと、父のことを想い出した。晩年、傍から見ていても,認知症が解るほどだった。その遺伝子をしっかり受け継いでいるわけだから、私も遠からず父が歩んだ道を同様に歩むことになる。嫌だな~!と思うが避けられぬ運命なのだ。だから今のうちから古手の雲水に,このことをしっかり伝えて、そうなったら遠慮会釈なくビシバシと対処するようにと、伝えておこう。

投稿者 zuiryo : 11:05 | コメント (0)

2023年06月23日

ご接待

昨夜は総代さんのご接待があって、ご馳走を頂き、話も色々あって、大変楽しい一時を過ごすことが出来た。近年、夫婦二人きりになったのを機に、便利なマンション暮らしを始められた。周辺は県の施設が林立する大変静かな一帯で、子供達はそれぞれ独立したのを機に、現在のところに住み替えたというわけである。そこでご先祖様にお経を上げて、後、心の籠もったご接待を頂いたというわけである。段々老齢化して、屋敷が広いとその管理が大変で、このような決断をされたのである。子供さん達は全て女子ばかりで、これから先は夫婦二人きりの生活となるわけである。僧堂も広い境内を常に綺麗に管理するのは、なかなか大変だが、一般の方々でも同様なのである。周辺は県の施設が林立するエリアで,大変静かで,環境抜群の地域である。お二人とも私より若いのだから、元気に新天地で暮らしをエンジョイして欲しいと思った。

投稿者 zuiryo : 13:27 | コメント (0)

2023年06月21日

接了

何回接心をやっても、接了になるとほっと一息着く。そして、間もなく80才になるのに、雲水と一緒に接了を迎えられるのは本当に有り難いことである。これも健康で僧堂で頑張っているからで、こう言うのは,やった者でなければ解らない。いつも僧堂でお世話になっていることの幸せを思う。一緒に修行してくれる雲水のお陰である。この感謝を忘れずに、体の動く限りはずっとこの修行を続けて行きたいと思っている。まっ人生、ご縁だから、独りよがりに幾ら思っていても、良き縁に恵まれなければ、夢で終わる。そう思うと、良き縁に遭遇した我が身の幸せを思う。屹度自分には気がつかないところで,先祖が護って呉れているお陰なのだろう。

投稿者 zuiryo : 15:11 | コメント (0)

2023年06月20日

物忘れ

どなたでも有ると思うが、一寸したことが思い出せない。直ぐそこにあるのだが、出てこないもどかしさに、無性に腹が立ってくる。老人になると、しばしばこう言うことがある。老いを一層感じ、ガクッ!とくる。今の私がまさにこれで、もう人間やめたく成っちゃう。と言ってもやめるわけにも行かず、腹も立つが文句の持って行き場は何処にもない。ストレス溜まるな~!である。まっ、大らかに考えれば、この年齢になればどなたも似たり寄ったりだから、並み・並み、と思って軽く流して行くことにしている。此処でジタバタしても始まらないのだから。老いをどう波風立てずに凌いで行くか、これは老人誰でも直面する問題で、今の私はその真っ只中に居る。修行の日々である。

投稿者 zuiryo : 20:15 | コメント (0)

2023年06月19日

暑い!たら、ありゃ~しない

気温は33度、暑いわけだ!僧堂は幾ら暑くてもきちんと着物を着て更に法衣を着るから、暑いったら暑い!のだ。まっ、この時期のいつものことだが。したたり落ちる汗で着物も帯もグッチョグチョ!ああ~、酷寒の冬が恋しいな~!となる。この繰り返しをもう何十年もやって来た。向いの山の木々はソヨとも揺れず、無風、と思ったら急に一陣の涼風が吹き抜けていった。あ~有り難い!こう言うのもいつもの、この時期の事である。熱いにつけ、寒いにつけ、僧堂修行も楽じゃないな~!あったり前だ!!岐阜市中のほぼ真ん中に僧堂はあるのだが、後ろは高い山に覆われ、吹き抜ける風も心地よい。これがもし繁華街のど真ん中だったら、とっくに皆、干物だ。毎年同じ事を思い、同じ事を愚痴りながら、したたり落ちる汗を拭う。

投稿者 zuiryo : 15:18 | コメント (0)

脳の活性化

既に相当トロくなってきている脳を活性化するためにこのブログを書いている。故に、どなたかに読んで頂こう何んつ事は毛頭思わないし、ましてや、その期待の堪えられるような代物でもない。そのお陰で、80才の耄碌頭寸前の私が厚かましく生きて居れるわけだ。しかしあっついな~!何とかならね~のかよ~!成りませんね!まっ、僧堂でなかった薄手の肌着1枚で、過ごすところだが、そういうわけにもいかず、したたり落ちる汗をものともせず?まっ、何とか頑張ってるっつ、わけなのだ。これも毎年のことで、この時期の風物詩なのである。

投稿者 zuiryo : 13:19 | コメント (0)

2023年06月18日

大接心、なか日

もうどれだけ、大接心をやってきた解らないが、なか日はいつも、ほっと一息つく。その空いた時間に、こうしてブログを書いている。お暇な折には是非お読み下さいなんて事は毛頭思わない。偏に自分の頭の体操なのである。人間の体もじっと動かないで居ると固まってコチコチになる。そこでラジオ体操のつもりで、こうして勝手なことを書き散らして、脳に体操をさせている。これの良いところは、他人様に迷惑掛けず、更に余分な費用もかからないことで、本当の所はどうなのか解らないが、これで私の頭は活性化していると思い込んでいることだ。ふっと机の前の方を見ると、知人がプレゼントしてくれた愛犬ハチの人形が私の方を見ている。この人形まるでハチそのものなのだ。今までどれくらいいろいろなプレゼント頂いたか解らないが、この愛犬ハチの人形くらい嬉しいプレゼントは他にない。

投稿者 zuiryo : 09:19 | コメント (0)

2023年06月17日

日々頭が劣化

満81才になる。日々頭は劣化している。こう言う下らんブログを頼まれもしないのに書き続けるのは,偏に頭の老化防止である!他人様に読んで貰おうなんて気持ちはさらさらない。自分のためなのである。昔なら日記帳にでも書き続けるっつ事になるわけだが、紙の日記帳がパソコンになった。そうそう、先程講座が終わったばかりなのだが、全員本堂に集まったので、愛猫タマちゃん、あれ~っ!誰も居なく成っちゃった!何処だあ~っ!とあっちこっち探し回り、居た居た~っ!と本堂へやって来た。皆木仏のようにジ~ッとして居るので、つまんないの~っ!と一巡して何処かへ行っちゃった。ふっと最近亡くなった親友のことを想い出した。最後は孤独の中で静かに息引き取った。人間死んだら誰でも一人っきりになるわけで、孤独もハチの頭もないわけだが、そこに到る過程が淋しかっただろうな~っと思った。

投稿者 zuiryo : 10:09 | コメント (0)

2023年06月15日

頭がボ~ッ!

この表題、既に何回かあった。それでもなおボ~ッが登場する。やってられない!頭がトロくなったのなら,静かに息引き取るように,ジ~ッとしていれば良いのだ。が、そうならないのだ。困ったもんだ。何というか、やっちゃ~居られない悪あがきなのである。このドタマ、すげ替えたい。今、傍らでプラスチック製の箱にタマちゃんがすぽっと、はまって寝ている。サイズが丁度良いのだ。今でもいい加減暑いのに、,これから更に酷暑がやって来る。そう思っただけでも汗がしたたり落ちてきた。

投稿者 zuiryo : 15:44 | コメント (0)

夏末大接心

今日から夏末大接心が始まった。七月はこの地域のお盆のため、1ヶ月繰り上げて、今日から夏末大接心、である。朝からどんより曇り空、矢鱈蒸し暑い。パソコンを操作していた机の上にタマちゃんがよじ登ってきて、腕を枕にドテッと横になり、グ~グ~寝始めた。全く邪魔なのだが、そこがまた可愛いったらあ~しない。

投稿者 zuiryo : 14:42 | コメント (0)

2023年06月13日

段々暑くなって来て・・・

ただでさえボ~ッとしている頭が更にボ~ッとしてきた。まっ、言い訳がましいが,老齢化が主な理由だと思うのだが。現役引退で楽隠居なら、別にシャキッだろうがボ~ッだろうが、どうでも良いのだが、そういうわけにはいかない。常にシャキッとして当り前なのである。そう思って自らを叱咤している。いろいろ頼まれごとが次々あるから、ボ~ッとなんかしちゃ~居られない。程よくこう言う仕事があるのも良い老化防止になっている。まっ、しんどいのはしんどいが、人間生きている限りは、楽なんかさせて貰えないと思っている。とは言うものの、私も随分老人になったもんだ。小さなスカタンはしょっちゅうだ。まっ、80才にも成れば大体こんなもんだぜ。

投稿者 zuiryo : 13:36 | コメント (0)

2023年06月12日

マンション1億円なり

いつもの歯医者さんへ出掛けた。特別問題はないが毎月の定期点検である。途中柳ヶ瀬を通るのだが,最近豪華な高層マンシャンが完成,売り出されている。幾ら位なんだろうね~っと運転の雲水に尋ねると,1億だと。トホッホッ!駅まで直線で歩いて10分とかからない場所、確かに立地は抜群である。一体どういう人が買うんだろう?まっ、我々にはどうでもいい話なのだが。毎月、同じ道を走って歯医者さんへ通うので、キョロキョロ周りを見ながら、少しずつ変って行く市街地の様子を眺めるのが私の楽しみなのである。話は変るが、私も老いてきたな~っ!と思う。岐阜へやって来てもう40年経った。丁度40才だったから今80才である。ヨロヨロ老人になってしまった。それでも現役で,雲水と朝から晩まで一緒に修行できるのは本当に有り難いことである。健康のお陰である。これからどれだけ頑張れるか解らないが、私から修行を取ったら何も残らないので、棺桶片足突っ込むまで、やり抜く。その覚悟はいつまでも変らない。

投稿者 zuiryo : 10:53 | コメント (0)

2023年06月11日

日々劣化

碌でもない事ぐらいしか書くことがないのなら止めときゃ良いのに、背中を押されるように、書こうとするのだ。これって何なんだろう?さし当たって他にすることが無いので・・・、と言うことか?まっ、人畜無害なので、他人様に著しく不快な思いをさせるっつこともなさそうだし・・・。私のドタマは日々劣化している。解っちゃいるけど止められないのだ。日々の衰えを何とか食い止めようと、本能的に思うのかも知れない。頭のラジオ体操みたいなものだ。他人様は、まずは私のブログを読まないとパソコンが起動できないなんて事はないのだから・・・、勿論無視して頂けば・・・。ふっと、うんと小さかった頃のことを想い出した。誰に勧められたわけでもないのに、毎日たどたどしい字で日記を書いていた。兄からそんなことは止めろ!と、いつも言われていたが、言う事を聞かず、ズ~ッと続けていた。私にとって書くことは息を吸ったり吐いたりするのと同じ事なのだ。

投稿者 zuiryo : 09:50 | コメント (0)

2023年06月08日

頭、クルクルパ~!

毎度、この表題で、書いてる私も嫌になる。が、しかしその通りなのだから、他に書きようはない。人間80にも成ればこんなもんだ。日常は雲水とは大分離れた場所で生活しているので、少しは救われるが。しかし此処で一番の問題は、自分ではちっとも、頭がパ~ッとは思っていないことである。すこぶる普通と思っている。尤もそれをきちっと自覚したら、とてもじゃないが人間やってられない。大らかに考えれば、誰でも通る道と言えるので、テヤンデ~ッ!!と、ケツ捲って生きている。まっ、こう言っちゃ~お仕舞いだが、この自覚がまだあるうちは良いかな~っとも思っている。クドクド、どうでも良いことを書いているが、これが全て、典型的老化現象なのである。しかしやがて進行して行くと、周りの雲水は酷い迷惑を被ることになるわけで、何とかしなければと思う。思うが何とも成らない。トホッホッ!人間こう言う迷惑は順送りで、今始まった話ではないのだから、私も迷惑掛けて死んで行くか!

投稿者 zuiryo : 10:43 | コメント (0)

2023年06月07日

年寄りの愚痴

年寄りの愚痴なんか、誰でも聞くのも嫌であろう。でも自然に出ちゃう。故に年寄りは嫌われる。しかし解っちゃいるけど止められないのだ。つまりこれが老化なのである。今もパソコンがわけ分からなくなって、若い衆に来て貰い、使えるようにして貰った。こう言う衰えは誰にでもあることで、周囲の若い衆には,、年寄りはこんなもんだ!と諦めて貰うより仕方がない。人間誰だって老いればいろいろ不具合が出てくる。故に,悪いな~っ!なんて、これっぽっちも思わないことにしている。年寄りの厚かましさにふんぞり返っている。私も早や、81才になった。少し前ならとっくに墓場の下である。それが今なお地上に居るわけだから、それだけでも有り難いと思わなくっちゃ。日常は離れで独居老人だが、お~い!ちょっと来てくれ~っ!と言えば飛んで来てくれる。世間ならまだ働けるんだがな~っ、と思っても、ハイ!ご苦労様でした!で,クビだが、我々のところは、限りなく,骨董品の世界に近いので、あっちこっち、欠け落ちている方が珍重されるのだ。私なんかその点刑みたいなもの。

投稿者 zuiryo : 10:46 | コメント (0)

2023年06月05日

日々老化との戦い

と言うことは、ドンパチ,弾丸飛びかう、戦場とは言わないまでも、老化との戦いという点では、似たようなものである。一寸でも気を許そうものなら、たちまちパ~ッになって、一巻の終わりとなる。当に老化と戦う、命がけの戦場であり、崖っぷちに佇んで、時々覗き込んではぞっとしている。これは同年齢の方々なら誰でも実感しているのではないかと思う。もしそうではないという方が居られたら、羨ましい限りで、拍手喝采したい。どれだけ医学が発達しても、良い治療法も、対策もない。後は自然の流れに身を任せ、パ~ッ!になって行くだけである。自分でこんな事を書いていて、自分で落ち込んでいる。始末が悪いのだ。「・・・私の頭がパ~ッになったら、斯く斯く然々、対応するように、・・・」と遺言状を書き残こそうと思っている。

投稿者 zuiryo : 09:32 | コメント (0)

2023年06月03日

下手っぴ~の絵

机の前の壁に、十数年前の超下手っぴ~な,私のスケッチが飾ってある。もしこれが他人の絵なら、もうとっくに処分である。毎日嫌でも眺めることになるのだが、自分が描いた絵となると、話は別で、下手っぴ~な絵なのに、仕舞おうとは思わない。旨い下手の話ではないのだ。田んぼの畦の真ん中に坐って,心地よい風に身を任せ、果てしなく広がる田畑と山の峰々、のんびり絵を描いていた記憶が甦ってきて、無性に懐かしいのだ。だから眺めているだけで満足なのである。人生は・・少々オ~バ~だが、その時何を思っていたのかが、同時に甦ってくるから一層心に迫るのだ。

投稿者 zuiryo : 09:07 | コメント (0)