2020年10月23日

クロ

お寺には自然に住み着いた猫が一応公認が5匹いる。そのうち3匹は家の中で飼い,後二匹は境内のどこかで寝泊まりし,時間になると餌だけ食いにやってくる。そのうちの一匹、一番古参のクロが,どういうわけか今朝から私の部屋の布団の上ですやすや寝ている。聞いてみるとやや体調不良らしい。静まりかえっている私の部屋の空気が気に入ったらしいのだ。このクロは、こうして部屋で飼ってもらえるようになるまでには,幾多の困難を乗り越え、漸く掴んだ幸せなのである。一番賢い猫で、一番性格も良く、私も一番好きな猫である。猫を飼って解ったのは、人間のように喋ることは出来ないが、ちゃんと意志は通じ合える動物であることだ。ニャンとも言わないが、ちゃんと解る。

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2020年10月21日

管理会社のリニューアル

管理会社の機器リニューアルが無事終わり、一発目のブログでも書くべ~とパソコンを開いたら、たちまち訳がわからなくなった。悲しいかなこれが私の能力の限界値。そこでパソコンに精通した雲水を呼んで指導してもらう。漸く今このブログを書いている。ところで話は変わるが、今日丹波から黒豆枝豆が送られてきた。鈴なりに枝豆がぶら下がっているのを枝ごと梱包して送られてきた。かってうちの道場で修行していた男で、暫暇後、毎年時期になると忘れずに送ってくれる。この枝豆大きくてうまいのなんのって、グビ~ッと冷えたビールで頂きたいところだが、僧堂ではそういうわけにもいかず、ひたすらむしゃむしゃ頬張る。雲水にも当然分けてウメ~!てな具合。有り難いことだ!暫暇してもう何年にもなるのに、忘れずに送ってくれる。こんな男は他にいない。帰って行った雲水がみんなこのように地方の名物を送ってくれたら,僧堂はどんなに幸せか解らん!あっ、そうだ静岡辺はいつもミカンを送ってくれてたっけ。

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日に日に馬鹿

ごく最近なのだが、自分の頭が日に日に馬鹿になってゆく。其れは恐ろしいほどで、この調子で行くと間もなく認知症だ!笑い事ではない!一般家庭と違い、僧堂では私が馬鹿になったからといって、誰も手助けはしてくれないし、自己責任。自分のことだけならそれですむが、一応僧堂の主催者だから、この馬鹿に雲水を共連れにするわけにはいかない。つまり私の賞味期限はもうとっくに過ぎたと言うことである。食べ物ならポイッ!で、捨てれば済むが、人間だから捨てるわけにもいかず、むなしく空中に浮いてる。自分で言うのも何だが、私は一生懸命が取り柄で、それだけで今まで生きてきた。しかしこの老化には逆らえず、どうもこの一生懸命にほころびが見られるようになった。まっ良いか!これではお仕舞いだ!僧堂に一生を捧げるような者は出てこんものかな~!

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2020年10月19日

蔵整理

このところ何日も蔵整理に追われている。出てくるわ出てくるわ、どうしてこんな物を後生大事にとって置いたのかと首を傾げたくなる。特に近年は朱塗りのお膳物一式類は全く無用の長物となった。あっちこっち縁が欠けて、いざ使おうとしたら、相当修理を施さないと使えない代物。勿体ないようにも思えるが、処分することにした。総じてこの調子で、この際徹底的にやろうと決め、連日蔵の中を捜索、使えない者は外に放っぽり出した。処分品は軽トラの荷台に積み上げ、落っこちないように縛り上げ、市の処分場にいくらか払って捨てた。ま~!蔵の中がスッキリしたことといったらない!こんなに広かったのかな~?この場所に蔵を移動したのが二十数年前だから、その間にこれだけ不要品が山積みになったわけだ。何でも取り敢えず蔵に入れとけ!方式がこの結果である。こういうのは誰かがいつか決断しないと処分できない。まっ、その時期が今だったわけだ!.

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ひたひたコロナの・・・

世の中コロナの影響であらゆる行事がなくなり、静まりかえっている。お寺は特に秋に行事が多くあるのだが、いずこの寺もすべて行事はなくなり、なんだか拍子抜けしたような感じである。暇なら其れは結構なことなのだか変な感じだ。行事が立て込んで忙しくなると、ああ~忙しい!と愚痴をこぼし、逆に暇になると、また愚痴をこぼす。人間、ほどよく刺激のある方が良い。刺激がなくなると馬鹿になる。反面じっくり物事を考えるようになった。これは良いことで、万事スピードが大切という風潮で、早ければ早いほど良いように思われがちだが、そんなことはない。ほかのことは知らないが、我々の修行では馬鹿で鈍重で遅々なのが良い。目から鼻に抜けるような奴は何処か怪しい。じっくりと練り鍛え、境地を整えてゆくことが何より大切だからである。頭より腹なのだから。

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