2021年09月16日

マイナス体験

マイナス体験が人格を作る。例えば不慮の事故で親しかった友達が死んだとき、カウンセラーなどが入って、なるべく早く切り抜けさせたりするのは、とても間違っていると思う。簡単に忘れてしまうことでも人間は傷つく。あんなに仲が良い友達が死んだのに、自分はこんなに回復してしまうのか、こう言う傷付き方だって人格を作ることがある。マイナス体験は実にものすごい豊かなものをもっている。寄り道とか回り道とか、何もしないでターゲットに向かって一目さんに走って行くと、早晩限界に行き当たる。友達とつかみ合いの喧嘩をしたり、そういうことのすべてがその人の情緒力になる。つまり回り道とか寄り道とか、ネガティブな経験のすべてが、長い目で見ると独創力の源泉になっている。普通に悩んで普通に泣いて、普通に喧嘩して、これが一番独創性に良いのである。

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2021年09月12日

知人の死

知人が死んだ。個人的には色々お付合いがあったのだが、さりとて、とても親しく・・と言うほどでもないので、後から知りまして・・・と、わざわざお宅にうかがって、お悔やみを申し上げお経でも読んでと言うことも躊躇され、そのままになっている。こう言うのって、なかなか判断が難しいものである。大変温厚な方で、うちの定例座禅会の会員でもあり、また習字教室にもせっせと通われ、お稽古中のお喋りでも、多趣味な様子が窺われた。それで押しつけがましいところなど毛の先ほどもない、人間としての品性の良さが伝わってくるような方だった。大体こう言う方から先に死んで、あの野郎、トットト死にゃ~がれ!というような者は何時までもピンシャンしている。こんな事を言うと、ジャ~、俺は何時までも元気だから、人から恨み倒されているのかよ~っ!、と心配になるが、そういうわけじゃ~ない。兎角良い人ほど、惜しまれつつ早死にするものだということである。こう考えると人の一生は実にはかない。飯の上端(うわば)の湯気のようなもの、と良く言われるが、本当にその通りである。私だって、何時死ぬか解らない。明日かも知れないのだ。だから、悔いない人生を一日一日しっかり生きようと改めて思った次第。

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2021年09月11日

話しに窮する

私がこの寺に入って間もなく、総代さんから、仲間を集めますから毎月2回坐禅とお話の会を設けて頂けませんか、と言われた。さして深くも考えずに、良いですよ!と引き受けた。ところがこれがとんでもないことで、爾来40年近く、毎月2回、坐禅指導とお話し30分の会が続いている。何が大変と言って、相手は殆ど同じメンバ~だから、わずか30分のお話が困る。今までに合計すると何百話、手を変え品を変え、何とか頑張って続けているが、これもそろそろ限界、毎回、七転八倒の苦しみなのである。今から思うと安易に考えて、お引き受けしたもんだと後悔している。しかし反面こうも思っている。人間は、元々怠け者だから、何もしないで良いとなれば、誰が努力などするものか。こう言う状況になって追い詰められるから、無い頭を振り絞って、頑張るわけだ。そう思えば、良いご縁に巡り会えたものだと、今では感謝している。こう言い巡り会いを大切にして、誠実に勤めることが何より大事なのだ。

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2021年09月10日

パソコン操作

このブログからしてそうだが、パソコンの操作は未だによく解らない。使う機能はほぼ決まっているのでその繰返しで何とかなっている。今日も一寸新しいことをやろうとしたら何だか訳分からなくなった。そこでパソコンに達者な雲水に見て貰い、教えて貰った。どだいこのトロ頭では無理なのだ。いつも気を付けていることは見慣れぬキ~には触らないこと。便利な物ほど一寸でもルールに外れたことをすると、機械の方が怒って、言う事を聞かなくなる。くれぐれも余分なことはするな!である。その点人間の方は良い。雲水に、この耄碌ドタマで無茶苦茶言っても、ハッハ~!で通ってゆくから。人間にならこれで通るが、精密機械になればなるほど、言う事を聞かなくなる。時々パソコンを張り倒したくなることもあるが、それをやっちゃ~お仕舞いよ!

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2021年09月09日

早くも年賀状

毎年年賀状には干支の絵を描くことにしている。来年は虎年なので、逞しい虎を描いてみた。あの縞模様が難しい。余り模様を強調すると、どうもイマイチ。色々やってみたが、納得のいくのは出来ないが、まっ、この辺で良いか!で手を打った。内緒の話だが、実は私には日本画の先生が裏にいて、様々ご指南を頂き、専ら先生に寄りかかっての絵なのである。全く地力なんぞではない!お陰様で真似力は向上した。しかし、実力はゼロ!自分で言うのだから間違いない。しかしそのお陰で、年賀状は毎年好評で、「・・能ある鷹は爪を隠す」ですね~なんぞと言われて、いやいや~!とそこんところは適当にうやむやにしてやり過ごしているというわけ。まだ9月だから、年賀状には早すぎると思うが、物事早いに越したことはない。これだから一年経つのは本当に早い。
   

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