2018年04月19日

李ウーハン

水彩画展を見に行ったついでに、同時開催の曝涼展も覗いてきた。県美術館所蔵作品の所謂虫干し、近年は防虫技術も飛躍的に進化し、特殊なガスを密閉した中に充満させて行うらしい。素晴らしい作品の数々で、土屋先生の作品も数点展示されていた。中でも大きなもので抽象画、李ウーハンのもの、点が無数に描かれたのがあった。だいぶ以前のこと、鎌倉の知人から突然電話があって、豊田美術館へ行く折り、あなたのお寺に立ち寄るように李ウーハンに言いましたのでよろしく・・・・。その通りご夫妻でひょっこりやって来た。この人が抽象画家として高名な人だと後から知った。県美術館にも何点か所蔵され、その内の1点が展示されていた。何となく飄々とした感じの方で、抽象画家と言うと、何となく長髪かきむしったようにして、着ているものもよれよれの服、と思っていたら、どこにでもいるごく普通の人だった。これらは後から知ったので、サインでも貰っておけば良かったな〜!

posted by zuiryo at : 14:25 | コメント (0)

2018年04月18日

水彩画展

県美術館で水彩画展が開かれていたので観に行ってきた。どの作品もさすが〜!と言うものばかりだった。中で一番私の目を引いたのが、何の変哲もない山奥の農家の一軒家とその入り口辺りが描かれたものである。何故この絵に惹かれたのかと言うと、こんな所が絵になるとはだれも思わないと思ったからである。以前スケッチに出かけた折り、「先生、ここ良いんじゃないですか〜?」と言うと、「ここは絵になりません!」しばらく車を走らせ、「ここで止まって下さい。」と言われた。「先生!どこを描くんでか〜?」と首を傾げると、近景はこの部分、中景はこの辺、遠景はあの辺と指摘された。「ふ〜ん、こんなところが絵になるんですかね〜!」約2時間指示された構図で描き始めると、あ〜ら不思議、そこが良い構図に変身してきた。さすが〜!プロの目は違うわい!何度も山奥へ写生に出かけたが、その度にこの果てしなく広がる景色のどこをどう切り取ったら絵になるのか、いまだに私には解らない。これがプロの目と言うものである。置き換えて、日常何の変哲もない日々の生活のどこに「禅」があるのか、と問うのと同じである。絵の先生は目が額縁になっている。我々は心が禅になっているのである。

posted by zuiryo at : 14:38 | コメント (0)

2018年04月17日

虫歯

左上の奥歯が1本虫歯になった。痛くてたまらずいつもの歯医者さんへ行った。キーンと言う音を立ててバリバリ削っていく。歯の底がやられているらしい。これで2回済んで、今日は3回目。2回目が特く痛く、治療中はぐっと手を握りしめた。痛みがひどくなってきて我慢できないようでしたらこの薬を飲んでくださいと錠剤を数粒渡された。案の定夕方になったころシクシク痛みだした。すわ痛み止めと思い探したが、肝心の薬がどこへ消えたやら出てこない。探しても探してもない!一晩まんじりともせず夜を明かした。ちょうど雲水が良い痛み止めを持っていたので貰って何とか凌いだ。以降のことも考え、更に部屋中探して探して探しまくったがついに出てこない。ついにあきらめた数日後、ふと床を見ると痛み止めの薬が袋に入って転がっているではないか!愕然とした。摩訶不思議と言ったらない!神隠しである。これはほんの一例で、最近、あれがないこれがないと部屋中探し回ることが多くなった。これを繰り消していくうちに認知症になるのかと思うと心の底が冷え冷えとしてきた。

posted by zuiryo at : 08:15 | コメント (0)

2018年04月15日

入制大接心

今朝午前3時から雨安居(うあんご)入制大接心が始まった。例年のことで格別変化はないが、春は新たに入門してくる雲水が加わるので、何となく新鮮で良い。しかし近年は新人の入門者数が激減で、どうも寂しくてしょうがない。と言ってスカウトしてくるわけにもゆかない。勿論修行は人数の多寡で決まるわけではないが、いっぱい居る方が活気が出て良い。私が僧堂に入門したときは、その年の春に20人も一辺に入って、それは活気があった。今のように人少になると、昔が懐かしくなる。まあしかし1,2年でバタバタと下山してしまい、たちまち元の木阿弥になったが。修行と聞くとすぐに辛い厳しいひもじいなどと連想されるが、その中に入ってしまえば左程苦痛はなくなる。そういう肉体的苦痛より修行から得られる精神的歓びの方が勝る。こういうのは実体験して初めて解るので、外から眺めているだけでは味わえない。私も道場に入ってもう56年にもなる。だからこの生活が普通で、実に心地良い。

posted by zuiryo at : 10:45 | コメント (0)

2018年04月13日

山でまたこけた

相変わらず午後の裏山歩きは続けている。このところの陽気で大汗かいて着ていた物は総着替えである。まあそれは大変健康的で良いのだが、やたら山道でこける。帰りの下り坂がいけない。それなりに注意しているし更にストックを右手にしっかり握っているのだが、ああっ!!と思った瞬間2,3メートルすっ飛んで、昨日は右ひじに全体重が掛かったため服の上から大きな擦り傷で、血がたらたら。まだ顔面で受けてないからいいようなもの、もしそんなことにでもなったら、命がけの山登りになるな〜と思っている。じゃあもっと平らなところを歩けば・・・と思うかもしれないが、鬱蒼とした新緑の中を歩く
気持良さは、何にも代え難い魅力がある。だから今日も私は歩く!NHKの山岳地帯をひたすら歩く番組があるが、あれをいつも楽しみに見ている。何だったら私がスタッフに代わって出演したいくらいである。だが、ともかくこのよろけるのを何とかしなければならない。今日はストック2本で行くか!

posted by zuiryo at : 11:19 | コメント (0)