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2022年02月23日

裏山、自殺者発見

朝、何やら騒がしいと思ったら、何とうちの裏山で人が死んでいるという。夜中に山に入り込み自殺したようだ。早速警察に通報し、検視官がどやどややって来た。幸い一寸山に入り込んだ処なので、野次馬は私と雲水のみ、極めて静かで、良かった。山は限りなく続いているのだから、死ぬのなら他所でやって欲しいな~!と思ったが、お寺さんの裏山で死んだら極楽往生出来るとでも思ったのだろうか?世の中いろいろなことが有るが、何と自殺者まで招き入れることになるとは・・・。そもそもうちの寺は柳ヶ瀬という歓楽街からそう遠くない場所にあり、寺の背後は鬱蒼とした山に囲まれ、で、こういうことになるのかも?警察の人が引き上げたら、後でみんなで厄払いのお経を上げようと話した。今度は福を招き入れるような事があって欲しいものだ。

投稿者 zuiryo : 10:28 | コメント (0)

2022年02月18日

久しぶりに雪が降り、あっと言う間に二十センチほど積もった。そこで止み、安堵。今朝は日がさんさんと降り注ぎ、積もった雪がキラキラ輝いて、軒から溶けてポトポトしずくになってしたたり落ちている。此の辺りは例年こんなふうで、後始末が良くて助かる。根雪になることは殆ど無く、道路も普通に走れる。この程度でも建物の北側にはず~っと溶けることも無く,何時までもしがみつくように残って、あ~!冬だな~っと実感させられる。同じ岐阜でも,一寸北方面では、どさっと積もって、結構大変なようである。岐阜市は一番南にあるので助かる。私は生れは神奈川県で、殆ど雪が降ることは無いので、岐阜に来てから、こうして毎年のように、二,三十センチ積もった雪が、お日様にキラキラ輝くのを見ると、綺麗で良いな~!などと、暢気なことを言って楽しんでいる。

投稿者 zuiryo : 10:40 | コメント (0)

2022年02月15日

茶道岐阜大会のご依頼

茶道表千家岐阜支部の大会が二年後に岐阜で開かれために、その会場のご依頼にお三方が見えた。準備は既に着々と始まっているわけである。主催者側になれば、相当な覚悟の上であり、家元をお迎えしての大会だから、万一の失敗も許されぬ。岐阜支部幹部の方々のご苦労も相当なものだと察した。確か何年か前にも同様の大会がうちを会場に催されたことがあった。山内6ヶ寺全てを会場にしての大掛りな催しで、好天にも恵まれ大成功だった。この時初めてお家元にお目にかかったのだが、大変気さくな方で、すっかり好きになった。無事円成を心から願った。うちは参道を挟んで左右対称に3ヶ寺づつ並び、正面に僧堂があるという立地で、誠にバランスが良い。また参道直ぐ脇に、広大な駐車場もあって、大きな集まりにも好都合である。だからこう言う大会も開くことが出来るわけである。僧堂修行に支障の無い限り、こう言う催しをお引き受けして、少しでもお役に立てるというのは、有り難いことである。

投稿者 zuiryo : 11:11 | コメント (0)

2022年02月14日

断食道場

先日、九州断食道場が無事に終わって帰ってきた。これはもう数十年も前,友人から誘われて参加したのが始まりで、爾来毎年通っている。要するに約1週間何も食べずに過ごすのだが、終わるとすこぶる体調が良くなる。午前1回・午後1回、おがくずの醗酵熱の中に穴を掘って貰い潜るというものだが、これが結構な熱さで、精々頑張っても十分も入っていたら大汗かく。私を誘ってくれた方は、今年は不参加、弟子分の私たち三人と、他からの参加者二人、計五人というやや少ない会になった。兎も角、心身共に誠に快調であった。年によっては,断食中、矢鱈空腹感に七転八倒することもあったり、また早く終わらないかな~などとしきりに思う年もありで、いろいろなのだが、近年まれに見るほど,心身共に充実して、快適そのものだった。また限られた部屋数なので,どなたかと相部屋になることもしばしばなのだが、私一人切りで,これも快適さに繋がったのかも知れない。いずれにしてもこの会に参加できるのも、こっちの体調が良いからで、毎年の健康状態を図るバロメ~タ~にも成っている。僧堂生活は誠に単調で、ほぼ同じ事の繰返しだから、こう言う断食も年1回変化を付ける良い行事になっているわけである。

投稿者 zuiryo : 15:05 | コメント (0)