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2020年12月30日

紅葉未だにしがみつく

普通ならもうとっくに紅葉は全て散って庭も綺麗に掃き清められ、と言うところなのだが、今年は温暖化のせいか、未だにびっしりとしがみついている。それが毎日パラパラと落ちてくるから、掃いても掃いても元の木阿弥となる。とてもじゃないがやってられない。その分温かいから楽ちん。北風がびゅ~びゅ~吹くと、身を切られるような冷たさとなるが、今年は凌ぎ易い。荘厳などの正月諸支度は既に終わって、今日は餅つき。これも殆どお供え用の丸餅、機械でグニャグニャとやって完成、昔のようにペッタンペッタンはなし。兎も角これだけ温かいと万事に楽で良い。ところで、今朝九州福岡のKさんにお礼の電話をした。毎年雲水へ沢山お菓子を送ってきてくれる。申し訳け無く、有り難いことである。僧堂はこう言う奇特な方に支えられて成り立っている。これらの年中行事もぼつぼつ済んで、あと二日で新年を迎える。何だかついこの間年末でバタバタしたかと思ったら、早くもまた年末でバタバタである。老齢化と言うこともあるのかも知れないが年々1年経つのが早くなる。これをあと何回か繰りかえすとあの世行きとなるんだな~と、ふっと思う。

投稿者 zuiryo : 2020年12月30日 09:52

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