« お金が逼迫 | メイン | 脳足りん »

2020年11月20日

屏風絵

土屋礼一先生の屏風絵が皇室に献納され、そのお披露目が京都国立博物館で催された。同時に皇室のいろいろな宝物なども沢山展示され、それらも併せて見に行ってきた。私の目的は先生の屏風絵で、巨大な屏風に京都の四季が色とりどりに描かれ、それは見事と言うほかない。一端皇室に収まってしまったら永久に我々は見ることが出来ないので、前にしばらく立ち止まって穴の開くほど見てきた。それにしても土屋先生はこう言うチャンスに巡り会い奉納できるというのは何と運の良い人かと思った。歴代の日展作家でも、そのときトップにいなければこう言う話はやってこない。そう考えると奇跡的巡り合わせと言うほかない。その同じ先生の障壁画がうちの寺に奉納され、私は毎日見られるのだから幸せなことである。現在の先生ではとてもお忙しく、うちの寺でお願い出来る話ではない。そう思うとうちの龍もまた一段と光彩を放ってきた。

投稿者 zuiryo : 2020年11月20日 19:27

コメント