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2018年03月26日

ホケキョ

梅も散って、桜の季節に合わせるかのように今朝鶯が鳴いた。鳴き始めはいつものことだが、ほ~ほけきょ!とはいかず、元気いっぱいにケキョ!ホケキョ!、聞いてるこっちが口笛で、ほ~ほけきょ!とやった。毎年この鶯の声を聴くと、春だな~と思う。そのうち庭中、あっちこっちで、囀りだすと、少々賑やかすぎるな~などと思うようになる。酷寒の冬が過ぎて、暖かな春風になると、何となく心も弾む。四季の変化の有難さを感じる。日本人にとって四季の移ろいは当たり前で、だから何だと言うの、てなもんだが、年中小寒くて、どんより曇っていて、時折しとしと小雨が降るなんて言う国で過ごしたら一辺にノイローゼになっちまう。山紫水明に恵まれた国土の有難さは勿体ないくらいだ。ただこれで地震と台風がなければ良いのにな~、といつも思う。千年の間に震度3が1回あっただけなんて言う羨ましい国もあるが、一方でこれじゃ~ね~。何事もすべて良しと言うのはないものなのである。鶯の澄んだ声を聴きながら、色々あるけれど、やっぱり日本が良いな~と思う。

投稿者 zuiryo : 2018年03月26日 09:59

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