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2010年06月07日

飼い犬に手を噛まれる

午前中医者へ行ったり買い物に出掛け、時間があったので車の中掃除機を掛け、マットも綺麗に洗って、清々しい気分になった。台所の前を通るとハチがコンクリートの隅に横になって気持ち良さそうにすやすや寝入っていた。そこでいつものように顔を撫で腹をさすると、なんといきなりガブッ!親指から血が滴り落ちた。大抵は薄目を開けて私だと解ると、自分から両足を広げて、お腹を撫でて欲しいという仕草をするのだが、その時は何を間違えたか、いきなりガブッ!あまりの突発事故で、こちらも驚いた。察するに、深く寝入って自分の置かれた状況が解らず、敵襲来と思ったのだろう。ハチに罪はないので、部屋に戻り消毒をして包帯をぐるぐる撒きにした。まさに飼い犬に手を噛まれるとはこのことだと思った。ところで先日山内の和尚さんと話していたら、最近業者に縁の下を調べて貰ったら、シロアリにやられていることが判明、寺じゅう消毒をしたそうだ。これを聞いて急にうちも心配になり、数年前調査して貰った会社にもう一度頼んだ。つい数日前その結果がわかり、何と3ケ所も土台をシロアリに食われている事が解った。こうなると寺全体を消毒する必要があるそうで、広いお寺のこと、その費用も馬鹿にならない。然も有効期限は数年と言うから、今後繰り替えし続けなければならないわけで、それを思うと目の前が真っ暗になった。伽藍を新築したのが平成5年だから、既に17年経過し、屋根周り、樋や台所、畳、襖等々、修理の上にこのシロアリ、もう全く嫌になってしまう。伽藍の維持管理も並大抵ではない。

投稿者 zuiryo : 2010年06月07日 11:00

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