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2010年01月06日

初月忌(はつがっき)

今日は恒例の初月忌。山内・役刹・会下・関係寺院の和尚さん方が集まって、今年初めての開山さんの毎月忌法要のお経を読む。その後は書院で正月お節料理の献立の食事を頂く。午後12時半頃には終わって、それぞれ下山。雲水はその後、自分たちの食事を済ませ、正月用の荘厳を全て片付けた。本堂・総門・山門などの幕、各所お供えのお鏡など、境内中を走り回って、通常のスタイルに戻す。年末に何日もかかって支度したものを、一気に片づけるわけだから、相当手間が掛かる。終わった頃は早や夕方になってしまった。これも毎年のことなので、手順は慣れているとはいうものの、寒い最中の外仕事は堪える。明日はまた雪らしい、折角正月の雪が解けて、やれやれと思ったのも束の間、また雪かよ~!夕方関ヶ原の知人に会って話を聞いたら、岐阜市内に雪が殆ど無いのでビックリしたそうだ。関ヶ原辺は、まだ1メートル近く積もっているという。大体岐阜の場合、西へ行くほど積雪は多いのだが、今年はそれが特に極端のようだ。小さかった頃、関東で雪は大変珍しく、ちらちら雪が舞うと、「♪ゆ~きやこんこん、あられやこんこん・・・・」などと歌って、沢山積もればいいな~!と、空を見上げたものである。それが今では、雪が降り出すと、後の庭掃除が大変だな~、と憂鬱になる。雪も10センチくらいで止まって貰うと良い。枝に雪がうっすらと積もって細い先端まで網の目のように雪の枝で張り巡らされ、それは美しいものだ。何事も丁度良いというのはないものである。

投稿者 zuiryo : 2010年01月06日 21:57

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