« のら猫 | メイン | 縁を択ぶ »

2009年03月25日

WBCテレビ観戦

お彼岸を過ぎると急に春めくというが、今年は彼岸が過ぎたら急に寒さがぶり返してきた。却って2月~3月上旬までの方が温かかった。一応日中13度まで気温が上がったが空気が冷たい。それにしても昨日のWBC二連覇は興奮した。私は自室でテレビ観戦だが、あのひやひや感はとても一人では耐えきれず、途中でスイッチを切った。しかし気になるので、暫くしてまたスイッチをいれて途中経過を見る。この繰り返しで、9回に追いつかれたときは、「ダルビッシュのバカ~!」と、思わず叫んでテレビを再び消した。こうなると怖いもの見たさで、スイッチを入れては消しの繰り返し、我ながら小心振りに呆れかえった。旨いことに丁度スイッチを入れてるときにイチローの勝ち越し打、これで安心と、勝利の瞬間を見届けることが出来た。そこで思ったのは、ひとりぽっちと言うのは、何事につけても辛いものだと言うことである。同じハラハラドキドキでも、仲間が居れば全体に薄まって、ひとりで全部を背負い込むことはないわけで、だからワイワイガヤガヤやっている内に済んでしまう。ふっと、小さい頃の事を思い出した。兄弟で良く将棋を指した。兄は年が上だけあって当然強い、こちらは負ける。そうなるとはなはだ面白くない。そこで形勢不利、王様が取られそうになると見るや、いきなり将棋盤をひっくり返して終わりにする。兄は腹を立て、取っ組み合いの喧嘩が始まる。そう言うときはいつも母に、「喧嘩するくらいなら将棋は止めな!」と言われていたことを急に思い出した。負けるのが大嫌いで、幾つになってもこの性格は治らず、WBC観戦でも危なくなるとスイッチを切るという、変な行動に出たのかも知れないと思った。

投稿者 zuiryo : 2009年03月25日 16:04

コメント