« 柿物語 | メイン | 同窓会 »

2006年11月21日

柿物語パート2

義捐金は喜んで頂きますと快く受け取って呉れた。「では、うちの柿の木の1本を清田さんの所有にしますので、毎年収穫できましたらお送り致します。」と行って帰った。爾来律儀に初冬には段ボールで送ってくるようになった。今年も昨日届いた。早速食べると実に美味しい柿だった。中に手紙が入っている。これも毎年のことで、何時もなかなか面白い文面である。一部をご紹介する。「・・・・我が家で元気なのは犬のジャックだけ、あとの生き物は加齢により、特養ホーム状態、壁に向かってひたすら鳴いている猫のタマ、耳が遠くなって、それでも頑張って番犬していたマロ、新参犬のラッキーに勝負をかけられ負けたその日からボケ、耳の聞こえないモモコは日がな一日じゅうゴロゴロ。我が家の柿の木も今年はストライキ、仕事の手が遅いとお叱りを受けました。百年は生きてきたのではと思えるような古木、私より長生き、思うようにはいかない農業です。秋の神様からの贈り物お受け取り下さい。」人生いろいろな生き方があるが、財産や地位や名誉など、この世の煩わしいものは全て蹴っ飛ばして、爽やかに暮らしている姿は魅力的だ。

投稿者 zuiryo : 2006年11月21日 20:30

コメント