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2025年05月26日
毎日無為
嘗て私が仕えた師匠はお二人とも、常に側に人が居ないと居たたまれないという風だった。これが何とも不思議であった。人ぐらい煩わしいものは無いでは無いか。今私は思い通りに、日々孤独を楽しんでいる。「無為」が私のトレ~ドマ~ク。居室、向いの山の立木がユラユラ揺れて、陽に照らされてキラキラ輝いている。ジ~ッと飽きずに眺めている。こんな幸せなときはない。元来師家というのは孤独が仕事みたいなものなのだ。私は小さいときから勉強が大好きで、学校から帰るとズ~ット机にしがみついていた。母が時折覗いて、ハイ!外へ遊びに行ってらっしゃい!と言うのが毎日のことだった。この性癖は幾つになっても変わらず、今尚机にしがみついている。
投稿者 zuiryo : 2025年05月26日 13:40