« 終日のんびり | メイン | 無為 »

2023年03月23日

ワ~ルドベ~スボ~ルクラシック

近年は昔ほどプロ野球を見ることも無くなり、すっかりご無沙汰だったが、ワ~ルドベ~スボ~ルクラシックは久し振りに手に汗握る思いで見た。どうせシ~ズン中とは違って、適当にやってるんだろうと思いきや、あの真剣な戦いぶりには驚かされた。ゲ~ム自体も激しい攻防で、見応えのある、良い試合だった。嘗ては日米の実力差は歴然としていて、大人と子供のゲ~ムのようだったが、今回の試合ぶりを見て改めて双方の実力が接近してきたことを目の当たりにした。さらにプロとしての意地を見る思いであった。子供の頃の娯楽と言えば、今日のように様々なスポ~ツがあるわけでは無く、ほぼ野球だけだった。それも小さなラジオにかじり付くようにして聞いた。だから年1回、東京の後楽園球場へ観戦に連れて行ってもらうのが、どれほど楽しかったことか知れない。ナイタ~を見終わって、東海道線で約1時間最寄りの駅は茅ヶ崎駅、そこから延々約4キロ、歩いて家に帰った。当時は今のように街灯で照らされているわけで無く,ほぼ真っ暗闇の中である。今なら当然タクシ~でと言う事になるのだろうが・・・。一番小さかった弟は父に背負われ,兄と私はまだ小学生だったが4キロの田舎道をひたすらテクテク歩かされた。それは子供にしてみれば大変辛いことだったが、今思い返し、小さな我々子供を連れて、遠い東京の後楽園球場まで行き、帰りは真っ暗闇の中を、小さな弟を背中におんぶして、田舎道を歩き続けた父のことを想い出し、涙が出るほど懐かしい。

投稿者 zuiryo : 2023年03月23日 15:21

コメント