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2021年10月09日

着物展

友人の友達で、着物作家がいて、関市で展覧会が催されているので、見に行ってきた。折角の展覧会なのに、見に来ている人は我々三人のみであった。私は着物については全く知識は無いが、どれも素晴らしい作品で、圧倒された。これほどのものなのに、だ~れも見学者はいないのだ。作家はどれだけ精魂込めて一つ一つ作ったか知れないのに、その感心のなさに悲しくなった。勿論私もたまたま友人が誘ってくれたので見ることが出来たのだが、そうでなかったら、目にする機会はなかった。持つべきは良き友人である。人の縁の有り難さをしみじみ感じた。世の中にはこういう風に、一般には殆ど知られず、しかし精魂を込めて、コツコツ努力して作り続けている人がいるのだ。これを目の当たりにして、我々の修行も丁度同じだな~と思った。この何十年に及ぶ努力の積み重ねが尊いのだ。


投稿者 zuiryo : 2021年10月09日 16:30

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