« 箱書き | メイン | 書道稽古 »

2018年01月18日

印泥(いんでい)

一般の方は余り耳にしない言葉だろうと思うが、早い話が印肉のこと。今はシャチハタ時代で、印肉など不要だが、我々は所謂墨蹟を書くことが多いので、印泥は必需品である。と言ってやたら消耗品と言うほど減るものではなく、むしろ全体が固くなってきて、発色が悪くなってくる。私は墨蹟を頼まれることが少ない方なのだが、それでも長年使い続けてくると、ぼつぼつこの辺で新しくするかな~と思った。知人で篆刻家がいるので、業者を紹介してもらった。色は大きく二種類あるようで、今までのと同じタイプを注文した。通常の分量のでは、大きな印を押すこともあるので、3倍の分量のを買うことにした。この印泥がコチコチになるまでにはこっちの寿命の方が先に尽きるので、ちょっと勿体ないかな~とも思ったが、一応目下元気でいるので買うことにした。尤もびっくりするほど大枚はたいて・・・と言うほどのことではない。

投稿者 zuiryo : 2018年01月18日 14:14

コメント