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2018年01月17日

箱書き

そう度々ではないが、茶杓や香合などの箱書きを頼まれることがある。茶杓は今までも何度かあったので大体要領は分かるが、今回初めて香合の箱書きを頼まれた。これには約束事があるだろうと思い、近くの茶人の先生にお尋ねした。な~るほど!こういう要領かと解かった。どの道にもそれぞれ専門家がいて、聞いてみなくっちゃわからないものだ。そこで次はどういう銘を付けるかが問題だが、お坊さんは抹香臭い名前やお経の文句から引用が多くなるので、できるだけそれは避けてと頭をひねった。さりとて他に何も才能がないから、良い銘ですね~!などと褒めてもらえるようなのは結局なく、思いっきり線香の匂いぷんぷんの銘となってしまった。

投稿者 zuiryo : 2018年01月17日 20:03

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