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2016年04月10日

供養のお経

今日は兄弟で早や主人をなくした者が居り、又赤ん坊のまま死んでしまった者も居りで、その年忌法要を頼まれた。午前中無事にお勤めをすることが出来た。皆晴れ晴れとした顔に成って、それぞれ我が家に帰っていった。どなたの法要でもそうだが、心から供養する気持ちがひしひしと伝わり、お坊さんとしての役目を果たしたという実感が湧く。ところで遠方からでもあり前日から来岐し、宿に泊まった。そこで兄弟ばかりなので、親しくさせて頂いている食事処にお願いし、前夜齋を催した。そこのご主人も奥さんも大変親切にもてなして下さった。みな大いに盛り上がって旧交を温めた。亡くしてそれぞれだいぶ年月を経ているので、悲しむと言うより、皆こうして元気でやってますよ、ご安心下さい、と言う報告の宴となった。身内のこういう法要もなかなか良いものだと改めて感じた。

投稿者 zuiryo : 2016年04月10日 19:54

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