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2015年01月28日

知的好奇心

気象衛星ひまわりは一つ打ち上げるのに凡そ700億円かかるという。しかしこの場合は気候の変動をリアルタイムで的確に予測し、台風などの進路予報でその実力を発揮するので、直接我々はその恩恵に浴するので、いわゆるコストパフォーマンスは良好という風に見える。しかし奇跡的生還で一大センセーションを巻き起こした何とかという衛星は、それが一体我々の生活のどこに価値ある結果をもたらしたのか今ひとつ理解できない。別にケチを付けるつもりはないが、月面着陸なども同様なことが言える。大阪万博の時、月の石を見たことがあるが、それでどうなのと言われると返答に困る。長年のこの疑問に答える文章を読んだのでご紹介する。「全ての生物が持つ本能に基づいた、それは何なのかと知りたいという根源的な、しかも強烈な欲求である。我々がどういう存在かと言うことを定義すると、まず宇宙内存在である。だから宇宙というものはどういうものかを知りたいと思う」のである。

投稿者 zuiryo : 2015年01月28日 20:47

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