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2015年01月12日

茶味

最近知人より、この本なかなか良いですよ、と言われ和綴じ本を拝借した。表題通り茶道に関する指南書で、大正9年に発行されたもので、少々文章が古文調だが、読み始めると実に良い。そのままではきっと忘れてしまうので、重要な部分は抜粋して現代文にかきなおした。ざっと四編出来上がったので、それを貸して下さった方に見て貰うために送った。これも股関節痛に襲われた御利益で、じっと本でも読んでいなければ一日が過ごせないようになったから、根気よく精読でき、しかもそれを文章化することができたのである。何事も考え方一つで、不幸せも幸せになるものだ。この本で感じたのは何事も時代の変遷で、本来あるべき姿が失われ、間違った方向に行ってしまうことである。紹鷗や利休の茶道と現代の茶道とはまるで別物になってしまった。だから何時の時代も本来あるべき姿に戻す努力を惜しまず続けなければならない。この本が著されてから既に百年近く経っているのだが、いまだにそれが出来ていないことに慄然たる思いになる。

投稿者 zuiryo : 2015年01月12日 11:00

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