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2013年09月16日

滝行

9月中頃の三連休を使って、毎年滝行仲間と大滝村御嶽山三合目の民宿、大又山荘に集う。今年は9月雨が多く、道中のダム湖もほぼ満水状態、新滝へ行ってみるとまるでナイヤガラ瀑布の様相を呈している。幸い気温は高いため水量は多いがさほど冷たくなく体が冷え切ることはなさそうだ。全員で10名だが、リーダーの人と私はすでに20年続けたので卒業、後の人たちが滝に入った。見るからにすさまじい滝で、入っている姿を見ると、水の勢いに抗しきれず、体が前後左右に揺れている。今回初めてという若者も居たので、怪我でもしたら大変と心配したが、何とか無事に出てきた。どうでした?と聞くと、水の勢いが猛烈で、落ち着いて入っていられなかったという。滝行も適正な水量というのがある。自然相手で水道の蛇口をひねるようなわけには行かないから、こういうこともあるのだ。周囲は水煙が立ち上り、佇んでいるだけでもしっとり濡れてくる。しかし辺り一面に漂う清々しさ、これはいつも変わらず、たとえ滝に入らなくとも心が洗われる。宿に戻って入浴・夕食。その後、談話室に再び集まって一杯やりながら、深夜に至るまでいろいろ話をするのが楽しみの一つである。仕事も様々、長い付き合いで気心が知れているので、遠慮のないのが一番だ。朋遠方より来たるまた楽しからずやである。

投稿者 zuiryo : 2013年09月16日 16:49

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