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2013年02月14日

厄払い

このところ私の周辺ではやたら不幸や病気などがたて続けに起こる。小心者の私などは次は自分の番かななどと思ってしまう。世の中は幸と不幸が相半ばと言うから、むしろずっと何事もなしという方が不自然なので、これで丁度差引勘定が合うのかも知れない。どうしてこうも物事が旨くいかず、いい話はじゃんじゃん余所へ行って、こっちには悪い話ばっかりなのかと、ついひがみ根性が出てきてしまう。しかし人生そううまい話ばかりが続くわけはなく、むしろ連続して良いことばかり続いたら、次は酷い目に遭うと覚悟して置いた方が良いのかもしれない。本当はどうなのか解らないが、こういう考え方で生きていたら、ちょっといい目を見たからと言ってお調子に載ったり高慢にならずに済む。一生のうちに自分が受ける幸と不幸はぴったり半々だ。そう思っていたら間違いは無い。ところである人から不幸続きなので一度厄払いをしたいのだがどう思われますかと相談された。それは結構です。是非神社でやって貰って下さいと申し上げた。それで心が少しでも晴れるのなら良いことである。私自身ではもし不幸なことが続いたとしても厄払いをしようとは思わない。半々のうちの一つだと思えば、後は良いことがやって来るからじっと待つことにする。思って詮無きことは思わずと言う言葉があるそうだ。結論の出ないことは始めから思わないこと。まっ、こういう具合にいったら苦労はしないで済むのだが・・・。

投稿者 zuiryo : 2013年02月14日 08:41

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