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2013年02月06日

睡眠時無呼吸の波紋

以前私が超重症の無呼吸症だと分かり、目下強制的に気道を広げる機械を使って寝ている話をした。その後これが私の周辺に広がり、親戚・知人も急に不安になったようで、検査に行ったそうだ。まだ結果は聞いていないが、軽症なら良いな~と思っている。睡眠時の無呼吸は誰でも多少はあるそうで、程度がポイントである。そこで問題なのは肥満である。老齢化とともの運動不足から自然に肥満体となる。すると首の辺りも肉が付いてくるから気道を圧迫する。特に睡眠時仰向けに寝るときが一番その影響を受ける。私も医者の指摘を受け減量につとめ、目下7キロ減、後4キロ痩せなさいと言われている。しかし後4キロが至難の業で、ここ1ケ月間ぴたっと止まったままである。ところで数日前から寝起きの爽快感がやや無くなった。原因は7キロ減のため医者からの指示で医療器具メーカーの担当者が圧力を下げに来てからである。メモリーチップを解析して貰ったところ、睡眠中ベルトの締め付け方が緩いために空気が外部に漏れていると判明。締め直したところ以降再び快調になった。その折りメーカーの担当者からいろいろ話を聞いたのだが、昔は睡眠時無呼吸症と言うことが余り知られてなく、脳梗塞や糖尿病或いは心臓疾患等々で亡くなった人達の何割かは、実はこの無呼吸症が遠因だったと言われているそうだ。直ちに無呼吸のために死ぬことはないが、これが引き金になって他の病気を誘発するのだ。しかし何せ睡眠時のこと故、なかなか無呼吸状態だと知ることが出来ない。この点が一番厄介なことで、私のようにいつも病気にびくびくしている小心者の方が良い場合もあるのである。

投稿者 zuiryo : 2013年02月06日 13:10

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