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2011年12月30日

1年を回顧

今年も後1日を残すのみになった。3,11の大津波、原発事故で始まり、超円高、タイの洪水被害で車の生産はダブルパンチ、ざっと思い出してもろくな事はなかった。物事は一つ蹴躓くと次々に負のスパイラルに陥り憂鬱な日々であった。こう言うときには何かぱっとしたことでもないかと思っていたら、なでしこジャパンのワールドカップ優勝、日本国中沈んでいたときだけに、一層嬉しさも倍加された。コーナーキックからのボールを澤選手がゴールへ蹴りこんだあれは、当に奇跡であった。私は朝の勤行を終わって、テレビを付けた瞬間にこの場面を目の当たりにして、夢かと思ったほどだ。その後何度もこの場面は放映されたが、何度見ても興奮する。逆境の真っ直中でも諦めず粘り強く頑張れば必ず夢は実現できるということを証明してくれた気がする。さて私個人としては古希と修行を始めて50年、師家30年で語呂合わせじゃないが,七五三になるので信者さんに勧められて三ツ節茶会と祝宴を催した。またここ十数年間書きためていたものを本にしたりで節目になる年だった。これからは又気分一新して頑張ろうと思っている。気持ちは清新なのだが、それに比べて体力は衰えるばかりで、我ながら情けなくなる。しかしこんなことで負けてはいられない。新しい年に向けて益々精彩を付けて頑張りたいと思っている。

投稿者 zuiryo : 2011年12月30日 16:01

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