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2010年12月26日

年末大掃除

前回にも書いた通り、年末は断捨離でゆくと決めたので、今日から本格的に大掃除を始めた。先ず膨大な書籍の整理である。片付けて良いものが大半で、紐で括ったり段ボールに詰め込んだりして、溢れかえっていた本棚がやたらスッキリしてきた。その気持ちの良いことと言ったら無い。埃も相当なもので、繰り返し雑巾を使っていたら手がかさかさになった。夕方までやってほぼ半分くらいが済んだので、明日、後の半分に取りかかる。今の部屋に移っておよそ8年になるのだが、その間これほど徹底的に整理したことはなかった。先日のテレビ番組を見たお陰である。確かに自分の気持ちの整理にもなった。年末はこの様に大忙しの上、更にお歳暮をギリギリまで贈ってくるので、その礼状や色紙を梱包したりという作業が加わって一層忙しくなる。まっ、この慌ただしさが年末というもので、同じ事を毎年元気でやれることが幸せなのである。ところでこの断捨離をやりながら思ったのだが、近年紙の本は徐々に無くなって、やがて本や雑誌は全てアイパッドなどの電子書籍になるそうである。そうなると今までの出版社は要らなくなり、それを販売していた本屋さんも要らなくなる。インターネットを通じて電子書籍を直に購入するという。本棚も不要になり、堆く積み上げられることもなくなるから、大変便利になる。私が今日終日やった本棚の整理や大掃除は無用で、年末掃除もしなくて済むわけで、これは有り難いことだ。新しもの好きの私としては、直ぐにでも電子書籍の機械を買いたいところだが、どうもまだシステム全体が完成されていないようなので、もう少し待ってからにしたいと思っている。しかし世の中は日進月歩で、我々老人組は付いて行くのも、たいていやない。このパソコンにしてもその通りで、山内の若手和尚で堪能なのが居るから聞きながら何とか操作できているので、もしそうでなかったら、とてもじゃないがお手上げである。機械ものは、説明書きを読んでも皆目分からないし、頭が痛くなる。こういう難解な説明書きを書く奴に腹が立ってくる。しかしものは思いようで、次々に新しい便利な機械が出てくるから、今まで使って無かった脳味噌をフル回転するので、ボケ防止には丁度良い。

投稿者 zuiryo : 2010年12月26日 20:38

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