« 落ち葉のジュウタン | メイン | 臘八大接心 »

2009年12月19日

イノ公大暴れ

裏山辺の山道、伊奈波神社茶室の庭等々、このところ猪が暴れ出した。つい一昨日も夜の参禅中、直ぐ脇の山でどったんばったん、ギャ~ギャ~!と、恐ろしいほどの鳴き声というか悲鳴というか、暴れ回っている様子が間近に聞こえてきた。兎も角鼻息が荒いのだ。物音から察すると相当な巨体が辺りの木をなぎ倒し、ミシミシバリバリ、ドッス~ン、身に危険を感じるほどである。以前猪の被害に困り果て、山際一体にビリビリ電線を張り巡らしたので、この防衛線突破はあるまいと信じては居たものの、余りにも近くで地響きを立てているので少々心配になってきた。ひたすら身を縮めてやり過ごし、翌日現場を見てきた。すると見事にビリビリ電線は効果を発揮し、一歩も中へは入ってきていなかった。するとあの悲鳴はイノ公が電線に触れてビリビリときたもんだから、思わずギャ~!といったのである。ざま~みやがれ!余りにも人家近くまでやって来るので、危険だと言うことで、市役所に駆除を申し入れしているのだが、猪はそう簡単に鉄砲で仕留めることは出来ないようである。あの巨体が、猪突猛進こちらに向かってこられたら、堪ったものではない。猟銃会などに頼んであるが、多くの市民が日常的に歩くハイキングコースになっているから、危険でもある。いろいろと難しいのだそうだ。前に、ひっつかまえてしし鍋にして食ってやると言ったが、とんでもない、その前にこっちの命がない。

投稿者 zuiryo : 2009年12月19日 15:49

コメント