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2009年12月15日

落ち葉のジュウタン

午後から裏山を歩いてきた。今年はまだ一部紅葉が残っており、ナラやクヌギの枯れ葉が山道一杯に敷き詰めたようになっている。厚さ10センチほどに積もった枯れ葉の上をさくさく音を立てながら歩くのがまた良い。ところで最近猪が頻繁に出没、裏山一他を暴れ回っている。今日も途中の道が猛烈に掘り返され、一部は道がなくなってしまうほどの激しさだ。良くもあの堅い道を牙で掘り返すものだと感心させられる。まるで小型ブルトーザーのようである。地中のミミズを食べるためだと言うが、それにしてはもう少し効率的なやり方があるのではないかと思う。あれでは牙が忽ち磨り減ってしまうのではないだろうか。まっ、私がそんな心配をする必要もないわけだが。裏山は岐阜市民の健康ウオーキングのメッカ、こうも猪が出没しては誰か鉢合わせする人が出てくるのではないかと心配になる。そんなことはさて置いて、僅かに残る紅葉、道に敷き詰められた落ち葉の色、常緑樹の濃い緑とが、程良くマッチして得も言われぬ良い感じである。私は下手の横好きで少々絵を描くのだが、そう言う目で見ると、この山の景色は実に美しい。山歩きは勿論健康のためだが、それは肉体的に良いと言うだけではなく、気持ちの上でも何だか幸せになる。これだから山歩きは止められないのである。

投稿者 zuiryo : 2009年12月15日 15:34

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