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2009年07月18日

生活パターン

15日にとんだハプニングがあって、それから以降、自宅謹慎4日目になった。今までに何となく出来ていた生活リズムで、ちょっと疲れているから休みたいな~などと思っても、一端それで回り出すと、意外と変えられないものだ。それが今回のことで半ば強制的に、全く違った生活パターンで過ごすようになった。そうしてみると、これもなかなか良いもので、読まなければならないと思いながら読んでいなかった書物が山ほどあったが、毎日片っ端から読破している。こんな風にがらり気分を変えられたのも、ひとえに不整脈のお陰である。自分のことは自分が一番解っていると思っていたが、とんでもないことで、まるで解っていなかったと解った。また私の日々は忙しく飛び回っている一般の人より、ずっとゆったりと過ごしているはずなのだが、まだまだ内を顧みることに疎かであったと痛感した。軽い病に適当な頻度で襲われるのも、脳みその洗濯が出来て良いものだ。病と言えば、知り合いの父親が癌の手術をして、目下のところ安静を保っていると言うことだが、こうなるとそんな暢気なことは言ってられない。一病息災と言うが、知人で幼少の頃医者から、「この子は二十まで生きれるかどうか解らない。」と宣告された人が、今年85歳を迎えられた。柳の枝に折れ無しで、弱い弱いと思っている人は平生から無茶をせず、慎んでいるから却って長命を保つことが出来るのである。何も健康のことだけに限らぬ、万事に身を慎み、心も慎む日々こそ、心身共に健康を保つ秘訣である。

投稿者 zuiryo : 2009年07月18日 13:38

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