« 金融恐慌の本質 | メイン | 世界平和 »

2009年01月30日

ば増し150円

今日は午前中用事で出かけ,丁度昼時分になったので美味しいという評判のうどん屋に入った。味噌仕立ての鍋焼きうどんをふうふうやりながら、大汗掻いて稲荷寿司と一緒に食べた。ほっと一息ついて壁を眺めると、品目一覧が板に書かれ、幾つもぶら下がっている。見るともなく見ていると、「大盛りば増し150円」という札があった。だいたい意味は分かる、要するにうどんを大盛りにすると150円余計に掛かりますよと言うことである。しかし分からないのは「ば増し」という部分である。評判の店だから、この店独特の「ば増し」というのがあるのかも知れないと思い、傍らに立っていた店員に聞いてみた「この、ば増しというのはどういうのですか?」すると、「あああ~これですか、はと書くところを間違えて点を打ってしまっただけのことですよ。」だと。とほっ!つまり大盛りは増し150円というわけだ。バカみたいな話で失礼しました。話題はがらりと変わって、楽しい話はいくらでも人は聞いてくれるが、愚痴や悩みは余り歓迎されない。私なども一人者だから、ときに愚痴の一つも聞いて欲しいと思うことがあるが、大抵は嫌がられるのが落ちだ。本人の側から言えば、聞いて貰っただけでも気が休まると言うことだが、聞かされる方は堪ったものではない。これが本音である。しかし唯一そうではない人が居る。それは夫婦だ。夫婦は長い年月共に戦ってきた戦友であり、苦楽を共にしてきたこの世で最も信頼の置ける仲間なのである。相手のどんなに辛いことも我が身に置き換えて生きてきた良き相棒なのである。それ以外の人はこの世に誰もいない。この覚悟も出来ていないのに、最近は直ぐに離婚するが、一人で生きる孤独を心底味わった者でなければ、この覚悟は出来無いと知るべきである。

投稿者 zuiryo : 2009年01月30日 15:21

コメント