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2007年11月22日

松尾池

今日は把針灸治、いつものスケッチ仲間3人で、郊外にある松尾池へスケッチに出掛けた。ここは寺から車で15分ほどの近くにある山と池、対岸に白川郷から移築された合掌造りの家が大小3棟建っているところで、スケッチには最適の場所である。紅葉の真っ盛りと言うこともあって、散策を楽しむ人、カメラ片手にパチパチやるお年寄りなど、結構な人出である。早速絵を描き出すと、通りがかりに覗く人が多くて、へたっぴーの私は気が散ってしょうがない。その上、冷たい風が吹き抜け、寒いったらない。特に腰から足にかけてしんしんと冷え、鼻水しゃくり上げながら頑張ること3時間、漸く1枚描き上げた。その合掌造りの家が食べ物屋になっているので、昼食は山菜料理。ほっと一息ついて午後から場所を変えて、もう1枚描いた。この頃は更に寒さは増し、1時間でそそくさと描いて終了。もう限界である。出来栄えはイマイチ、山の色を出すのは、半抽象の世界だと解った。午後4時半、寺に戻ると、終日し~んと静まりかえって、雲水も留護の当番一人で、他は皆外出していたので、ハチは余程寂しかったらしく、まあ、喜ぶこと、まつわりついて離れない。これだけ帰りを待っていてくれると、疲れも吹っ飛んだ。

投稿者 zuiryo : 2007年11月22日 20:29

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