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2007年10月10日

恒例の漢学塾へ出掛けた。今日は日本書紀の巻第一、神とは何ぞやについての講義。例えば英霊は靖国神社に祀られるが、では誰が神にすると決めたのか。現在でも自衛官が事故などで死ぬと靖国に祀られ英霊となるそうだが、例えばクリスチャンだったらどうなるのか?神の正体は・・・・。宇宙は混沌の中にほのかにきざはしが現れ、恰も泥水が次第に澄んだ上水と濁った泥が沈殿して下に溜まるように分かれる。上を天といい下を地という。然る後神がその中より生まれた云々・・・。万物は神が作られたという考え方とは全く違い、まず万物があってその中の一つとして神が出現したのである。本日の講義はここまで、つづきは次回。我々もよく神社にお詣りするが、あれは一体どういう神に頭下げてるんですかね。そういうの、考えたことあります?八百万の神といいますね。路傍の石ころ一つも神、万物悉く神ならざるはなし。しかし本当にそう思って生活している人あるのかな~。はなはだ疑問である。

投稿者 zuiryo : 2007年10月10日 21:12

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