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2007年07月23日

福田平八郎展

今日は把針灸治、朝は般若会があり、一息ついて名古屋まで福田平八郎展を見に行ってきた。以前、NHK新日曜美術館で取りあげられていたので、開催日をメモしておき、漸く実現できたというわけである。「日本画は装飾的図案的だと外国では云うそうだが、日本人の血が流れていて、それに愛情の籠もった温かい血が流れていれば、それでいいんじゃないか。」と言う彼の言を実際に確かめようと云う思いもあって出掛けたのである。な~るほど、その通だった。多少、図案的に過ぎないかなとも思ったが、ほのかにやさしさが伝わってくるようで、幸せな気持ちになって帰ってきた。絵でも書でも文章でも皆、人柄が顕れるもので、他人事ではない。どんな事にも誠実でなければならないと改めて感じた。

投稿者 zuiryo : 2007年07月23日 14:55

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