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2006年08月10日

二夜三日弁事(にやさんじつべんじ)

7日から弁事を貰って奥飛騨方面へ兄と二人でスケッチ旅行に出掛けた。宿は知人の紹介で、中尾温泉、若夫婦二人で経営するアットホームな大変感じの良いところだった。初日午後到着すると今にも降り出しそうな雲行き、早速スケッチと思っては見たものの、雨が心配で、取り敢えず近くを散策しながらスケッチポイントを探る。背後に焼岳、前方には錫丈岳、笠岳、抜戸岳と中部山岳が続く絶景の場所である。夜のテレビでは台風接近で明日は雨の予報、仕方がなければ温泉とビール三昧で行こうじゃないかと覚悟を決めて寝た。ところが翌日は快晴、午前5時半、朝飯前に朝日を浴びて輝く大木場ノ辻を描く。朝食後、車で移動、足湯公園で笠岳・抜戸を描く。新穂高ロープウエーに乗り、展望台より眼前に屹立する西穂・中・槍を見る。午後から場所を移動して、栃尾温泉蒲田河原、平湯温泉で大滝をそれぞれ描く。午後4時頃まで4枚描いたらくたくたになった。最終日は焼岳、双六、弓折を描く。かんかん照りの中、菅笠を被ったが、両腕、鼻の頭が真っ赤っか。しかし充実した3日間であった。

投稿者 zuiryo : 2006年08月10日 16:19

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