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2006年07月22日

伊吹山

この間、兄と友人夫婦がやって来た。何処かへ案内と思っていると、是非伊吹山へ高山植物を見に行きたいと仰る。しかしこの梅雨真っ盛り、無理じゃないと言ったが、ご執心の様子なので、まっ、兎も角行くだけ行って、思案はそれからと雨の中出掛けた。いよいよドライブウエーを上り始めると猛烈な霧、数メートル先も見えないほど。だから言ったじゃないの・・・・、と心中思いながら、どうにでもなれ!とばかり強行突破。頂上駐車場に着いた。猛烈な風と濃霧、で震え上がった。後はやけくそ、何とか上り口を探し当て歩き出した。運良く山歩き中1時間半、雨には降られず可憐に咲くイブキトラノオ・シモツケソウ・鮮やかなクガイソウやヤマホタルブクロ・コイブキアザミなどどれも霧に包まれ実に生き生きとしていた。鶯が頻りに鳴いて、却って晴れの日より良かった。物事は万事最初から決めてかからずやってみるものである。しかし今度は晴れた日に行こう!

投稿者 zuiryo : 2006年07月22日 13:40

コメント

はじめまして
問候を検索の折、拝見させていただきました。

昨夏、僧堂永暫暇の折、、建仁寺派に転派するということで、某僧堂師家に手を引かれて管長猊下に相見後、串本の出身ということで、素堂老師にも相見させていただきました。
先般、遷化の報に接しつつも、現役の頃は、存じませんが、建長・建仁を巣立った諸大徳のご活躍に触れ、徳の深さを改めて感じさせられます。

昨夏、岐阜の道場で倒れられた方とは、昨春の掛搭前に、不肖の同級生の寺院で、行脚の折、お会いしました。
驚きつつも、今後の僧堂のあり方について、考えさせられました。

また、かつて行脚の折に出会った、熊本・人吉の黄檗寺院の和尚さんの遺言により、今月17日、和尚さんの密葬において、若輩者ながら引導を渡させていただきました。
縁ということを改めて実感させられつつ、若い者を育てたいという念も、よく伝わって参りました。
ご子息が大学生で、卒業後、黄檗に一年行った後、正眼か、瑞龍に行きたいとのこと。
大練忌の折には、彼に、瑞龍へ行くことを薦めさせていただきましょう。

長々と駄文を失礼いたしました。

投稿者 宗生 : 2006年07月30日 14:38