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2006年04月23日

イノセント・ボイス

昨日は大接心明けの把針灸治だったので、映画「イノセント・ボイス」を見に出掛けた。以前から注目していた映画で上映されるのを待っていた。エルサルバドルでは、1980年代12年間に及ぶ内戦で75000人の犠牲者と100万人近い亡命者を生んだ。政府軍とゲリラの境界線に閉じこめられた小さな街クスカタンシンゴが物語の舞台である。11歳の少年チャバが主人公で、生死の境を生きながらえ、遂にアメリカへ亡命し綴った実話である。世界中には現在でも未だこの物語同様なことが起こっている。平和の真っ只中で太平の夢をむさぼっている日本人はこれで良いのかと思う。極貧の中で親子が必死に支え合っている姿は胸にひびく。いろいろ考えさせられた映画であった。皆さんも是非見ていただきたい。

投稿者 zuiryo : 2006年04月23日 10:34

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