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2006年07月07日

大般若祈祷

岐阜ロータリーでは10年ほど前、会長になると間もなく死ぬという不幸が三代続き、厄払いに七月新会長が選出されると当寺にやって来て大般若祈祷をする。爾来不幸はぴたっと止まって御利益抜群というわけである。今日も新会長以下代表20数名の方々が来てご祈祷を受け、それぞれお守りを頂いて帰っていった。また今日は市内看護学校の生徒70名が坐禅研修をした。今春入学した新入生である。医療の目覚ましい進歩で大半の病気は治るようになったが、一方では癌を始め難病はまだまだある。近代医療技術を駆使して病を治す一方、人間が本来持っている自己治癒力も病を克服する大きな力になる。その治癒力を高める方法として近年「瞑想」が取りあげられている。静の坐禅・動のメディテーションを旨く組み合わせて、一般の方々にも馴染みやすい方法論が模索されている。そこで重要なのは患者に直に接する看護師の役目である。医者が身体の係なら看護師は魂の係である。これから益々大きな役割を担う事になると話した。

投稿者 zuiryo : 2006年07月07日 16:59

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