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2006年05月27日

老いる

昨夜はいつもの通り10時半に就寝、いつもの通り午前3時に起床。トイレに行って、窓を全て開け放つ、内佛のお茶を下げ、よもぎ茶・ハトムギ茶を煎じ器にセット、昨日汲んできたばかりの名水、高賀水を電気ポットにセット、軒下の寒暖計を傍らの懐中電灯で照らしながら見る、次ぎに掃除機を掛ける(此処までは気候が良くなってきたので下着のままでやる)。やおら着物を羽織り、タスキを掛けて洗面。法衣を着け袈裟を掛け念珠中啓を持って居室に正座、目薬(血も涙も無い目の治療、ドライアイ)日記に先程見た気温を書く。ここでゴ~ンと大鐘が鳴る。が・・・・・鳴らない。「バカ雲水が寝坊しやがって、この野郎め!」、ふっと、置き時計に目を遣る、11時半である。「電池切れだ、早速入れ替えておこう。」何気なくもう一つの置き時計に目を遣る。これも又11時半を差している。ピ~ンときた。まだ昨日の11時半だったのだ。袈裟をはずし、法衣を脱ぎ、着物も脱いで、窓を閉め、電気を消して寝る。ガ~ン!将来真っ暗、老い。

投稿者 zuiryo : 2006年05月27日 09:37

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