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2006年02月08日

健康診断

お前又か!と思われるか知れないが、これは違う。4月から岐阜大学の聴講生に成るための手続き上必要になって受けたのである。私は臨床心理学を基礎から学びたいと思った。師家も言ってみれば古典的心理療法家である。そこで思うのは、一般の和尚さん方には種々講習会が催され、時には義務化されているものもあるが、師家の側には一切無く、全てお任せというのが実情だ。考えてみるとこれはおかしい話しで、むしろ指導的立場にある者ほど研修せねばならぬはずである。宗門の特殊事情と言うこともあるが、手前勝手にやっていればそれで済むと考えているならそれは間違いである。現代の若者を非難するのは容易いが、その若者気質にフイットした方便を的確にこうじられない我々師家側にも大いに反省すべき点がある。と言うことで西洋的な手法と東洋の伝統を合体させたら新たな方法論が見つかるのではないかと発願した次第である。

投稿者 zuiryo : 2006年02月08日 15:30

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