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2019年12月22日

臘八無事円成

今朝午前3時、暁天坐喚鐘で8日間の臘八大接心も無事円成した。今年の寒さはさほどでも無く、もっと木枯らしが吹いて、雪でも舞えば良かったのにな〜と思った。私が修行中の頃は、洗面のための水が中心まで凍ったことが良くあった。典座へバケツを両手に提げて熱湯を貰いに行き、石をくり抜いた洗面石に注ぐと、忽ち冷めて、堂内員が使う頃には適温になっていた。温暖化で手が凍ることも無くなり、両耳の先っちょが痛くて堪らないと言うことも無くなり、万事ぬるま湯体質となった。寒けりゃそれで厳しい修行になるかと言えば、そんなことではないが、手足が痛いようになってくると、お互い気が立ってくるから、ちょっとでもボ〜としていると殴り飛ばされることになる。まあ今時こんなことをしたら忽ち師匠から抗議の電話がかかる。僧堂修行もその時代の風潮を背負っているから、単純に昔が良かったなどとは言えないが、血の気の多い若者が修行のために凌ぎを削ると言うのは尊いことだと私は思うのだが、さて現代はどうなのだろうか?

投稿者 zuiryo : 2019年12月22日 10:20

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